“すごく好き”な対応…本田、岡崎にキャプテンを託したハリルは「愛のある監督」
日本代表は29日に2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選でシリア代表と対戦。この試合でFW岡崎慎司(レスター/イングランド)が国際Aマッチ100試合出場を達成した。試合後にはセレモニーが開催され、岡崎は「感謝の気持ちを持ってまだまだ頑張りたい」と語った。
100試合の大台に達したのは史上5人目となる。そんな岡崎に指揮官はキャプテンを託した。セレモニーでは「100」と書かれたユニフォームを笑顔で手渡し、メモリアルを祝福。本田は「これは外国人が持ち運んできたオカに対してのリスペクトの仕方」と話し、“すごく好き”な対応だという。「サッカー選手で言えば、我々もベテランの領域に入り始めている。サッカー界に限らず、日本人は良くも悪くもベテランを大事にしないでしょ?」。
本田によると、ハリルホジッチ監督はミーティングでも岡崎を絶賛していたようで、「徹底的にオカを褒めていました。『キャプテンに相応しいから、俺はキャプテンを渡す』と言っていた。全員の前で褒めころすくらい、オカの偉業を称えていて、こんなことは日本人の管理職にはほとんど見られない」とその言動を支持した。
ハリル体制が発足して約1年が経過した今、本田は指揮官を「愛のある監督」と表現する。管理職に例えながら、「部下に尊敬され、負けたとしても最後は抱き合える。お互いが裏切ることなく、人のせいにし合うことなく最後まで戦える集団を作れる上司」とコメント。ハリルホジッチ監督への信頼が高まっていることを感じさせた。
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