鉄分まで湧いてくるお湯の沸かし方
ほっと一息。
現代人に必要な1日の鉄分は8.0g程度。女性の4人に1人は、鉄不足なんて言われているし、最悪、白血球が少なくなって体にカビが生える可能性も…。そんな鉄分、みなさん食事で摂れてます?
例えば、お湯を沸かすとなると、今どき電気ケトルなんて便利なものがあるし、素材もステンレスだとかアルミですよね。だってそれしか選択肢がないから? 流行っていたから?
でもそれ、お湯沸かしテクとしては、だいぶ勿体ないことを…。折角、沸かすんだったら鉄分も湧いてきたほうが健康に良いというものです。では、どうすればいいのか?
その秘密は岩手県の伝統工芸品「南部鉄器」にあり。
南部鉄器は、「岩手県南部鉄器協同組合連合会」の加盟業者によって作られている鉄器のこと。南部鉄器の溶出鉄は、吸収されやすい鉄イオンが多く、だから鉄分の供給効果に有効なんですよ。カルキ(塩素)をほぼ除去できるので、水道水すらまろやかな味に。
最近では日本にとどまらず欧米からも「NANBU TEKKI」として注目されるようになっているようで、「鋳心ノ工房 ティポット 丸筒S青」のようにヨーロッパでも人気の上品な青色の急須なんかもあるんです。ただ、こちらはホーロー加工で鉄の供給効果はないようですが。
電気ケトルも便利ですが、日本古来の工芸品でお湯を沸かせば、カップ麺も一層美味しく。なんて、贅沢も面白いかもしれませんよ?
image by Juan Novakosky/Shutterstock
source: machi-ya(マチヤ)(出店を希望する方、または出店に興味のある方お待ちしております)
(ロバーツ町田)