2年前に失踪した当時13歳の少女が監禁されていた事件がとんでもない方向で盛り上がっているようです。
監禁されている間にスーパーに出かけていたことやインターネットができたこと、また食事に不自由がなかったという続報により、単なる家出だった説から恋愛関係にあったが痴情のもつれから大学生を誘拐・監禁犯に仕立て上げたという悪女映画のゴーンガールもびっくりな説まで浮上しています。
こういった説からネット上では、大学生に対して同情するひとや擁護する人すら現れ始めています。
ネット使えて1人で買い物も行けちゃう衣食住完備で事後は両親と笑顔で再会の誘拐監禁事件ねぇ? 家出少女養って気分で凶悪犯扱いされ自殺未遂の犯人ねぇ?なんかさ、JC誘拐事件のやつ
JCが「探さないでください」置き手紙残してるのと
「一人でスーパーにいっていた」と証言してるのに逃げ出さなかった辺り
JCが家出したのをかくまってただけじゃないの?
それで、飽きたから責任全部男になすりつけてるんじゃね?
そうとしか思えない千葉の奴とか誘拐じゃねえだろ。ただネットかなんかで意気投合して同棲してただけだろ。んでなんかあって仲が修復不可能になって男が死のうとして女が戻っただけだろ。裏切られた男は可哀想に。監禁されてたにしては不自然だろ。少しずつ事件の容貌が見えてきた今、噂されているもしも"「少女の家出」が事の発端で少女が容疑者を陥れた"事件だった場合、インターネット上なのを良い事に容疑者の事を社会復帰できなくなるほどに袋叩きしてた連中はその名誉毀損の罪と罰を受け入れる覚悟がもちろんおありなんですよねぇ?Twitterより
仮に家庭環境が悪く、女子中学生が家出の為に気弱な大学生を利用していたんだとしても、この大学生に同情の余地は無いし、ましてネット上での擁護する一部の動きに違和感しか感じないのは私だけでしょうか?
事件の真相に関して
現段階では加害者、被害者の女子中学生共に入院中で2年間の間に何があったのかは明らかになっていません。
幸いにも被害者の女子中学生、自殺を図ったと思われる加害者も生きていることから、これから真相が明らかになっていくはずです。
某掲示板、あるいはSNSでは女子中学生が監禁中にスーパーに外出していたことや部屋の鍵がかけられていなかったという断片的な情報から自発的に家にとどまっていたのではという噂が広まっています。
しかし、誘拐・監禁という特殊なストレス環境では自発的に逃げるという行動を起こせなくなったり(学習性無力感)、積極的に加害者の犯罪に協力しようとする人まで現れる(ストックホルム症候群)ということが過去の事件から明らかになっています。
逃げられる環境があったからといって、自発的に犯人の元にとどまっていたと考えるのは現段階ではかなり厳しいでしょう。
もちろん、女子中学生が家出をしたかったとか大学生と何かしらの親密な関係があったという線もあり得ますが、あまりにそちらに傾き過ぎたり決めつけたりするにはまだまた情報不足だと思います。
ネット上での仮説
今回の女子中学生監禁事件、大学生と中学生がいい仲になって女の子が家を出て同棲を始めたんだけど、何らかのトラブル(喧嘩か)が発生して女の子が同棲先から出て喧嘩の腹いせ(?)に通報、大学生は誘拐犯になってしまったという説を推していきたいTwitterより
大学生と当時13歳の女子中学生の間でいい仲になったり、同棲するということが普通に語られていることがまず怖いw大学生が女子中学生の何かしらの弱みに付け込んで一緒にいるようにマインドコントロールしていたということの方が現実的には十分起こりうる。
そういう可能性を無視できるのは、アニメや漫画の世界で展開される妄想的な設定を間に受けてしまっている危うさを感じる。
現実では、女子中学生が冴えない大学生に恋するなんてことは起こりえないし、仮に家出したかったという動機があったとしても親や学校での友人関係を全て捨て去って、知らない男の家で2年間生活することを選ぶなんてことも考えづらい。
最後に
果たして事件の真相はどこにあるんでしょうか?
まだまだ情報不足であらゆる説が単なる妄想にしかなり得ない状況ですが、女子中学生が映画ゴーンガールのように徹底的に被害者の立場を捏造して周りをコントロールしようとしていたとしたら映画化決定ものではないでしょうか。
家出をしたかった女子中学生が、両親の不仲を口実にネットで知り合った気の弱い大学生を利用して匿ってもらう。
匿ってもらった先で自由に生活するためにに、誘拐・監禁されていたことにするぞと大学生を脅して衣食住を保証させ、怪しまれない程度の外出もする。
引っ越しで自分の部屋がなくなり、利用価値が無くなる。かといって単に家出をしていたとバレると実家に受け入れてもらえない可能性があるため女子中学生は、実際に誘拐・監禁を偽装して実家に連絡をとる。
過去の大学生とのやりとりから、偽装した誘拐・監禁が露見した場合、自殺に追い込めると分かっていたため完全に被害者の立場を捏造できると確信していた。
こんな説が一部でも本当だったら、まさに事実は小説よりも奇なりですよね。
個人的には、真実は一番起こり得るようなところに落ち着くんじゃないかと思っています。
女子中学生の家庭環境や弱みを利用して近づき一緒に住み始める。
与えられた環境が女子中学生にとって良いものだと洗脳して自発的に逃げ出さないようにする。
何かがきっかけで洗脳がとけて逃げる決心ができた結果、事件が露見する。
といったところでしょうか。あくまでこれも妄想でしかありませんが、同棲していたw大学生は女子中学生を養っていたwと考えるよりはだいぶあり得る話ではないでしょうか?
したっけ〜