保育士ママの子育てログ

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妊娠するとわかる不安…ママの心理的な7つの変化

妊娠・出産

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妊娠によるママの心理的な変化

女は妊娠をすると変わる!出産すると変わる!子育てをすると変わる!とよく言いますが、当の本人たちは「そんなに変わった?」なんて思っています。

パパに「前はもっと優しかったのに……。」なんて言われても、「いやいやいや、今も昔も優しいじゃん。」と思っています。

でも、女性にとって妊娠、出産、子育ては連続していますが全く違うもの。それぞれインパクトは絶大です。

そして妊娠、出産、子育てを経験するということは、いろいろな不安を乗り越えていくことでもあると思います。

なので、わたしは変わっていないつもりでも「あれを体験すれば変わったと言われても仕方ないわな。」と思い返すこともできます。

では、最初のディープインパクトである「妊娠」によって、ママはどんな心理的な変化があるんでしょうか。

また、「妊娠」によってママが感じている不安はどのようなものなんでしょうか。

 

ママの心理的変化1.生活の変化による不安

妊娠をすると「赤ちゃんと母体への影響」という理由で制限するものが増えます。

お酒、夜更かし、激しい運動などはもってのほか、おしゃれ(ヒールなど)、風邪薬、立ち仕事や満員電車もなるべく避けなければいけません。

がんばっていた仕事も休んだり、ときには辞めなければいけないかもしれません。アクティブな人ほどそれがストレスになります。

 

ママの心理的変化2.体と心の変化による不安

妊娠2か月目ごろから始まるつわり、そして日に日に大きくなっていくお腹。

「スリムで有名だったわたしの体が変わっていく……。戻るのかな……。」

腰も背中も痛いし、足がむくむし、全身がかゆい、そして眠れない……。こんな体の変化で少しずつ不安になっていきます。

また、精神的なアップダウンも大きく、ちょっとしたことで落ち込んだり、イライラしたりと体と心の変化によるダブルパンチを受けます。

 

ママの心理的変化3.パパに対する不満と不安

妊娠の大変さはパパにはわかりません。仕方がないことはわかっているんですが、

「なんでそんなにノーテンキなの!!」

とイライラしつつ、パパになる自覚があるのか不安になります。でもそれは、男性が女性に比べてパパになる実感がないからです。

もしかしたらパパは「子どもが産まれる!!仕事がんばるぞー!」と接待に行っているかも知れませんが、ママは「自分だけお酒飲んで……。家事手伝えよ……。」と。

こんなちょっとしたズレから夫婦喧嘩が始まってしまいます。

 

ママの心理的変化4.出産に対する不安

妊娠してから安定期までは流産を心配します。安定期に入っても、早産の心配や五体満足で赤ちゃんが生まれてくれるかを心配します。

もちろん日々大きくなるお腹を見ながら、「こんなのほんとに出せるの?」「スイカを鼻から出すってどんな痛さ?」という痛みに対する不安も大きくなっていきます。

 

ママの心理的変化5.子育てへの不安

赤ちゃんができたことは嬉しいけど、よくよく考えると「わたしが子どもを育てる……ほんとにできるの!?」という子育ての不安に襲われます。

特に両親が近くに住んでいない場合、誰を頼りにして良いかわかりません。

 

ママの心理的変化6.経済的な不安

今まで夫婦共働きでなんとか生活してきたけど、これからしばらくはパパ一人でがんばってもらわなければいけません。

さらに子育てには何かと入用です。「早くて2年……遅くて3年……。でも子どもは2人欲しいし……。」と考えるとお金のことで不安が募ります。

せっかく産まれてきてくれた子どもに経済的な不利益があるのは嫌ですよね。

 

ママの心理的変化7.コミュニティが変化する不安

妊娠してから人付き合いが減り、その後出産をし育児をしていく過程で、これまで所属していたコミュニティやつきあい方が大きく変化する可能性があります。

妊娠前によくいっしょにいた友だちが同時期に妊娠するわけではないので、「ママ友コミュニティに入らなきゃ……。」なんて考えます。

やっぱりいくつになっても、人間関係が変わると不安がつきまといます。

 

妊娠による不安や心理的な変化は誰にでもあるもの

女性は妊娠によってこのようないろいろな不安と変化を体験します。

だからといって気軽にパパに気持ちをぶつけすぎると夫婦喧嘩の原因になってしまうので、なかなか言えません……。

幸せな気持ちと不安とイライラとがぐちゃぐちゃに混じって、泣けてきたり、「なんでわたしだけいろんな経験しないといけないの?」と考えてしまいます。

残念ながらパパが優しくてもどうにもできませんし、ストレスのはけ口にもなりません。イライラをぶつけたことでますますイライラしてしまいます。

妊娠による不安はなるべく分散するのが吉です。

親族の女性や友だちに「少しの間頼ることになると思うけどよろしくね。ちょっとだけ助けて。」となるべく多くの人に話しておいた方が良いでしょう。

1人1人の負担を分散しておくことで、申し訳無さも少しは軽減できます。

もちろんパパにも、「◯◯と◯◯と◯◯には何かあった時に相談に乗ってもらえる様に頼んでおいたから、落ち着いたらいっしょにお礼しよう。」と言っておきましょう。

 

がんばれ妊婦さん!妊娠も出産も子育てもとっっっても大変だけど、それ以上に子どもはとっっっっっっっっっっても可愛いゾ!

 

ではー(´ε` )