話・「にゃも赤面!ラブラブ相手を捜査せよ!」の巻

にゃも「ちょっとちょっとゆかり!大変よ」
ゆかり「わっ、なに、どうしたの?」
にゃも「ほら、これみてこれ」
ゆかり「どれどれ、あ〜、質問の手紙ね」
にゃも「そうなの〜、また質問が来たのよ〜♪」
ゆかり「はいはい、どうせまたチクの奴の質問でしょ。」
にゃも「それが違うのよ、今度はちゃんとチク以外から質問がきたの!」
ゆかり「はっ!そんなわけねー!」
にゃも「もう、だったらほら、ここ見てみなさいよ。この名前の所。」
ゆかり「なになに、(ほしあけ)さん、うわっ、本当にチクじゃない!!」
にゃも「でしょ〜、もう嬉しくって、どんな質問でもどんとこい!って感じよね。」
ゆかり「まーね、ところで肝心の質問はなんなのかしら、ちょっと手紙貸して」
にゃも「あぁ、手紙ね。はいっ。ねぇ、どんな質問なの?」
ゆかり「え〜と、、(はじめましてゆかにゃも先生。さっそく質問なのですが。
     黒沢先生が昔ラブラブだったという相手はどんな人だったんでしょうか?)だって」

にゃも「え・・・。ええー!!」
ゆかり「あはは、さぁ、みなもさん。どんな質問でもどんとこい!だったわよね。さぁ答えなされ」
にゃも「え、でも、これは・・・ねぇ。あたしが答えるのは、は、はずかしいよぉ」」
ゆかり「むー、お酒飲んでえろえろよー!とか言ってたくせにいまさら何をいう。」
にゃも「これはこれ、それはそれなの。」
ゆかり「ふぅ、しゃあないなぁ、なら私が代わりに答えてあげようか?」
にゃも「自分で話すよりはまだましかな。質問に答えないわけにもいかないし、
    じゃあゆかりお願い。」

ゆかり「へーへー、わかったわよ。というわけで私が知っている限りで答えさせてもらうわね。」
     まずは、そうそう、私とにゃもが高校時代の同級生なのは知ってるかしら?
     教師はあの後藤先生だったんだけど、
     (まさか自分が教師になっても付合うはめになるとはぁ。)
     その高校時代に実はこの女、ラブレターを渡そうとしておったのですよ。
     まぁ、それはにゃもの弱みになるような結果に終わるわけなんだけれど。
     まずここがワンポイントね。」

にゃも「あー、、もう、恥ずかしいなぁ」
ゆかり「あはは、まだまだ終わらないわよぉ。
     しかもこの女その後ラブラブだったときに、
     今度は私を実験台にネクタイの練習をしたのですよ!
     まぁ、その練習の成果は発揮することなく終わったわけだが彼女には更なる野望が」

にゃも「ちょっと・・ゆかりぃ(ギロッ!)」
ゆかり「うっ(汗)あはは、まぁそれはいいとして、ここで一つ可能性が消えるわよね。
     ほら、私とにゃもが通っていた学校は今私達が教師をしているこの高校なのよ。
     これは後藤先生がいたりすることからみんなにもわかってるわよね。
     え、なんでそうなのかって?
     そうだなぁ、うちの学校はちよちゃんが飛び級で入って来たりするし
     まぁ、自由な校風でとりあえず頭もいい所なのよね。
     それに古文専門の先生がいたりするし。受験についても熱心な進学校だから。
     まぁ私立だなって見当がつけれるしょ?
     私立の高校は公立と違って教師は学校に雇われてるから。
     まぁ、長々と居座りつづけれるわけよくそぅ。
     というわけで今この高校にいる後藤先生が私を教えてたって事が
     この高校が私達の母校だっていう証拠なんだけどね。
     それはいいとしてここでネクタイとラブレターがでてくるのよ。
     ほら、うちの男子の制服はガクランでしょ。夏は半そでYシャツだし
     ガクランは詰め襟でネクタイなんかしないのよ。
     つまりラブラブなにゃもが高校時代にネクタイの巻き方を練習するのはへんなの。
     ということはにゃもが付合っていたのは高校じゃなくてそのあとって事になるわよね
     そこからネクタイの人とラブレターの相手は別の人ってことがわかるし。
     そこで一年目の夏の私の証言!「去年の夏は一人じゃなかったのにねぇ」よ。
     ま、そのときから今に至るまでにゃもは一人になるわけだけれど  

にゃも「ぷるぷるぷる、(涙)」
ゆかり「それからにゃもがラブラブだったのは
     体育大学時代〜ちよちゃん達入学一年前までの期間。にまでせばめられるわよね」
     まぁ、私の考えだけで言わしてもらっちゃえば
     男性体育教師ほどスーツ姿の似合わない存在は無いわよね〜。
     いくらラブラブのにゃもでもそんな無茶な事はしないと思うし。
     いや、体育教師同士わからないけどさ。体育教師だからね」
     だからラブラブだった相手はちよちゃん達が入学して来た年の
     一年前の夏まで付き合っていた人じゃないかしら。
     ということは、私達は新任教師じゃないから、これは体育大卒業後ってことよね。」
     つまりにゃもがラブラブだった人は
     体育大学卒業後に付合っていたネクタイを締める職業の人。という可能性が高いわ」
     まぁにゃもの口が堅くて可能性の範囲でしか答えられないんだけれど。
     うん、だいたいこんなところかしら。
     もっと考えると体育大学時代から付合いつづけているとかいえるけれど
     はっはっは、まぁ体育大学生がネクタイをするかねぇ。はっそんなわけねー!
     というわけで!どうかな、だいたいの感じは掴めたかしら?
     よし、それじゃあはっきり!とは答えられないから特別サービス!
     最近のみなもさんについてもお話しちゃいましょう。 」

にゃも「ちょっとゆかり!もう、普段はサービスなんてしないのに!」
ゆかり「じつはにゃもがまた恋愛をしたがっておるようなのですよ。
     なんてったって元旦ににゃもに縁結びの神社に付合わされたからね〜。
     まったく、こりないというかたくましいというか。
     ふ〜、これからもまたにゃもになんらかの実験台にされるのかしらねぇ。」

にゃも「も、もういいわよね、あー恥ずかしかったなもう。」
ゆかり「それじゃあ今回はこんなところで、これからもどんな質問にでも答えますよ〜。」
にゃも「こ、こんどはゆかりの恥ずかしい話を質問してくださいね♪」
ゆかり「残念でした、私はそういう話ないわよ、結構ひとりでも生きていけるなって思ってるし。」
にゃも「あぁ、そういえばそうだったぁ(涙)
    いろいろ逸話は知ってるけれど確かに色恋沙汰はないわ・・」

ゆかり「さ、それじゃあ今晩は焼肉食いに行こう焼肉!」
にゃも「あ、いいわね、もう、やけだわ!たべるわよー!」
ゆかり「今晩はにゃものおごりだよー♪」
にゃも「もぉ、何分けのわかんないこというかなぁ!」
ゆかり「説明、代わってあげたでしょ。」
にゃも「ぐっ、あー、もう分かったわよ、さ、行きましょ!今日は飲むわよ〜!!」
ゆかり「はいはい、あ、そうそうほしあけさん質問どうもありがとうございました。」
にゃも「ほら、はやく行くわよ―!」
ゆかり「いまいくってば、みんな!それじゃあまたねー!