元祖キラキラネーム?

電話などで問い合わせをするときに、担当者の名前が読めないと、本当にあせってしまいますよね。近年、「キラキラネーム」が話題にのぼることも多いですが、「読めない」という点では負けていない名字もたくさんあります。そこで、550名のマイナビニュース会員の女性に珍しいと思う名字を聞いてみました。
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Q.珍しいと思う名字を教えてください(複数回答)
1位 八月一日(ほづみ) 29.8%
2位 四月一日(わたぬき) 28.9%
3位 一口(いもあらい) 28.6%
4位 隣(ちかし) 28.4%
5位 九(いちじく) 27.8%
5位 一七夜月(かのう) 27.8%
■八月一日(ほづみ)
・「ほかのものより字のならびに見覚えがある分、不思議に感じる」(23歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「4つの漢字で3文字の読み方の意味がわかりません」(28歳/機械・精密機器/技術職)
・「『ほづみ』は友達にいますが、最初、名前がわからないせいで話しかけられなかった」(23歳/機械・精密機器/事務系専門職)
■四月一日(わたぬき)
・「日付みたいでびっくりです。提出物とか、混乱しそう」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「エイプリルフール?って疑ってしまう」(32歳/医薬品・化粧品/技術職)
・「4文字の名字は見たことがないから」(26歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
■一口(いもあらい)
・「まず読めないと思います」(31歳/小売店/販売職・サービス系)
・「ひとくちってなんかおもしろい」(26歳/商社・卸/事務系専門職)
・「絶対に読めない。読めるとうれしい」(36歳/情報・IT/技術職)
■隣(ちかし)
・「読めないから」(25歳/食品・飲料/技術職)
・「1文字の名字はあまりないし、変わった読み方だから」(30歳/自動車関連/営業職)
・「絶対正しく呼ばれなさそう」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
■九(いちじく)
・「一文字のは見たことなくてびっくりしたから」(29歳/その他/事務系専門職)
・「割と珍名字は知ってたつもりだったけど、この辺は知らなかった」(30歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「聞いたことのない姓だったから」(26歳/生保・損保/事務系専門職)
■一七夜月(かのう)
・「読めないので起源を知りたくなる」(28歳/電機/技術職)
・「今回初めて知ったので」(27歳/ソフトウェア/技術職)
・「漢字は簡単なのに絶対に読めないから」(28歳/医療・福祉/専門職)
■番外編:まだまだ珍名さんはたくさんいます!
・纐纈(こうけつ、はなぶさ)「会社に纐纈さんがいます!」(24歳/小売店/事務系専門職)
・瑞慶覧(ずけらん)「祖母が沖縄出身で、祖母の前の名字が『瑞慶覧』と書いて『ずけらん』と読む名字だった」(22歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・赤髭(あかひげ)「昔お客様でいたが、きたのは白髪のおじちゃんだった」(29歳/金融・証券/事務系専門職)
総評
1位は「八月一日(ほづみ)」、2位には「四月一日(わたぬき)」がランクインしました。やはり、なんでこの漢字でこの読みをするのか不思議に思う人が多い模様。最近は、マンガや小説などで珍しい名字のキャラが登場することも多いので、読み方は知っているけれど、意味はわからないという人が目立ちました。
3位は「一口(いもあらい)」です。地名としてもあるので、知っている人もいるのでは? 入り口と出口が一緒の地形(混雑しやすい)を指しており、人で混雑することを「まるで芋を洗うようだ」と表現することから「いもあらい」と読む、という説があるそうです。
4位は「隣(ちかし)」、5位は「九(いちじく)」でした。4文字もそうですが、1文字の名字も読めませんよね。また、実際になかなか出会えないのも、1文字の名字の特徴のようです。同率5位の「一七夜月(かのう)」は、昔の人が「一七夜月」に願いごとをすると願いが叶うと考えていたことから「かのう」になったとか。ステキな由来を持つ名字ですよね。
珍しい名字の人は、いちいち説明するのが面倒だったり大変なこともあるようですが、会話のきっかけになったり、相手の印象に残ったりと良いこともあるとか。珍しい名字の人に出会ったときには、一度で読み方をあてて、相手を驚かせてみたいですね。
(文・OFFICE-SANGA 大村優季)
調査時期:2012年11月9日~2012年11月18日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性550名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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