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【プロ野球】

ベイの今永はきょうG打線と激突

2016年3月29日 紙面から

ホーム開幕戦でプロ初先発するDeNAの今永=横浜スタジアムで(小林孝一郎撮影)

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 新人左腕が、巨人に堂々の宣戦布告だ。DeNA・今永は好調の巨人打線にも臆せず、速球で厳しい攻めを宣言した。

 「内角を突かないと絶対に打たれる。ビビっていたら、これから勝ちを重ねることはできない。坂本さんは内角に得意というイメージ。でもそこを突かないと、外1本ではやられる」

 内角をえぐって突破口を開く−。開幕からマスクをかぶる同期新人で、駒大の先輩でもある戸柱も「そのボールが(今永)昇太の生命線。使って打者の反応を見ながら、昇太の良いところを引き出したい」と呼応した。

 ルーキーの初登板に重圧のかかる条件が重なった。チームが連敗中で迎える本拠地開幕戦、しかも相手は開幕3連勝と絶好調。それでも今永が気後れすることはない。「自分には失うものがない。ホームの歓声に乗って投げていきたい」。28日は横浜スタジアムでランニングや遠投などで調整。前日とはいえ、緊張と無縁の様子だ。

 ラミレス監督は「打線は打てると思うので、ポイントは今永。7回まで投げてゲームをつくってほしい」と新人左腕の好投を熱望。今永が12球団で唯一負けなしの名門球団を止め、デビュー戦で一気にその名を上げる。(小林孝一郎)

 

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