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【プロ野球】

巨人ドラ1桜井は30日デビュー

2016年3月29日 紙面から

桜の前で意気込む巨人の桜井=ジャイアンツ球場で(園田佳子撮影)

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 セ・リーグは新人投手が続々と先発デビューを迎える。DeNAのドラフト1位・今永昇太投手(22)は、29日の本拠地開幕戦(巨人)、巨人のドラフト1位・桜井俊貴投手(22)は30日のDeNA戦、広島のドラフト2位・横山弘樹投手(24)は30日の中日戦、同ドラフト1位の岡田明丈投手(22)は4月1日の巨人戦と、即戦力投手にかかる期待は大きい。

 巨人・桜井が“菅野式ルーティン”を導入して初陣を飾る。この日、川崎のジャイアンツ球場で投手練習に参加。「とにかく勝ちたいです」。そう気合をみなぎらせた右腕が30日のDeNA戦に向け、手本とするのがエースの姿だった。

 桜井は25日の開幕戦で自ら調整する一方、先発した菅野の調整と時計をじっくりと観察。試合開始3時間前にグラウンドでの練習を切り上げるなど、自身も実践していくことを決めた。

 「(開幕戦は)時計と、菅野さんを見て動いてました。できることを早めに準備します」。30日のDeNA戦には、燃える材料もある。同じ新人の戸柱への“雪辱”だ。「戸柱さんとは、大学の時に社会人との練習試合で打たれていて。むっちゃバッティングよかった…」。プロの舞台では負けるわけにはいかない。この日は桜が咲き始めたジャイアンツ球場脇のブルペンで、変化球も含め52球で調整。臨戦態勢は万全だ。

 「連打をなくして最少失点に抑えたい。開幕3連勝っていう流れを、次のDeNA戦でも止めないように、しっかり投げていきたいです」。待ちに待ったプロ初登板の舞台。即戦力右腕の武者震いが止まらない。 

  (園田佳子)

 

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