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2年間に何が…記者が見た中3少女誘拐「監禁部屋」の全貌

「(寺内容疑者は)会えば元気よくあいさつする好青年だった。部屋の壁が薄いから、ケンカでもしたら隣に筒抜けですが、女性の声はまったく聞こえなかったですね」

 別の住民は「昼間は人通りもあるし、角部屋で窓もあります。大声で助けを呼べば気づいてもらえたと思う」と首をかしげた。

 寺内容疑者は先週23日に卒業するまで5年間、千葉大に在籍。平然と講義に出席していたというからスキはあったはずだが、少女は手足を縛られたりナイフで脅されたりしていたようだ。逃走の機会をうかがっていたものの、「なかなかできなかった」と話しているという。

 そして先月、2人は千葉から東京・中野区のマンションに引っ越した。移動の際にも逃げるチャンスはあっただろう。しかし、恐怖に支配されていたのか、実行できなかった。

 寺内容疑者を知る大学の同級生はこう言う。

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