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I AM A DOG

きょうは犬だから

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新型PEN Liteの噂も聞こえてきたことだし「OLYMPUS PEN Lite E-PL7」を買ってみた

カメラ/写真 買物

1年振りにサブカメラのPENを買い換えました。
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ようやく次世代PEN Liteが発売になりそう?

PEN mini E-PM2からPEN Lite E-PL6に買い換えたのは、丁度1年前である昨年の3月。
moognyk.hateblo.jp
2013年にE-PL5のマイナーチェンジ機として(?)発売され、昨年1年の間、底値付近で市場在庫が続いたこのカメラ。というか今もまだ売ってます。

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN Lite E-PL6 ボディ ブラック E-PL6 BODY BLK

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN Lite E-PL6 ボディ ブラック E-PL6 BODY BLK

私もこの1年、下手をするとメインのOM-Dよりも使ったのでは?という位、自宅のテーブルフォトから、目立つカメラを持ち歩きたくない外食の席まで、大いに活躍してくれました。性能的には今も特に不満はありません。

ただ、ようやくここにきて次機種であるE-PL8の噂が聞こえてきたこともあり、今のうちに(現在の)最新機種であるE-PL7をちゃんと触っておきたいなと考えました。
オリンパスE-PL8の画像 - デジカメinfo
次世代PEN LiteがPEN-F同様の20M機になるか、16M機のまま据え置かれるかは分かりませんが、今の所私は現状の16M機の性能でも充分に感じていますし。

PEN LiteのE-PL5、E-PL6、E-PL7は約1年おきに発売された機種ですが、E-PL7の発売当時はまだ市場にE-PL5が残ってました。E-PL5、E-PL6という前モデルが圧倒的なコスパの高さを見せる中、なかなか価格も下がらぬまま、上位機種のE-P5やE-M10との価格逆転まで起こってしまったやや不運なモデルです?

発売から1年半が経ち、価格も大夫落ち着いてきたこともあり、この度E-PL6との入れ替えとして購入を決めました。恐らくE-PL8が出たらもう少し価格は下がるかもしれませんが、欲しいと思ったときが買い時です。それに、ほら… 春だし。
srdk.rakuten.jp

PEN Lite E-PL7開封、外観チェックなど

発売から既に1年以上経っているカメラなので、開封の儀などは省きます。外観を中心にざっくりと見ていきましょうか…。
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E-PL6と比べると、フロントの前面が張り皮に。全体的に高級感が増し、上位機種のE-P5を踏襲したようなクラシカルなデザインとなりました。赤色パーツのワンポイントを生かしたE-PL6ブラックは気に入ってましたが、E-PL7シルバーは発売当時からカッコイイなあと思ってたのですよね。
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レンズキットの付属レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ SLV」。パンケーキサイズの電動ズームレンズです。
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シャッターボタンの周りにE-PL6までのPEN Liteにはなかったコントロールダイヤルが追加されました。今まで、露出補正と絞りを別々に変更した場合など、ややボタン操作が面倒くさかっただけにこれはありがたい。
鞄の中などで勝手に動きがちだったモードダイヤルは随分固くなってます。
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モニタ上部のボタンが廃止されて、十字ボタンの周辺にまとめて配置されました。コロコロとボタン配置が変わるのはいかがかと思いますが、OM-D E-M1と似たような配置になったので個人的には良かったです。

こちらも先日手に入れたばかりの「LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.」と組み合わせてみました。黒多めのシルバーボディなので、黒レンズもなかなか悪くないですね。
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moognyk.hateblo.jp

E-PL6からE-PL7への進化ポイントは?

マイチェンレベルの違いだったE-PL5とE-PL6に比べると、E-PL7では基本性能にかなりの進化が見られます。センサー周りは恐らく同一だと思われますが、一例を挙げますと…

画像処理エンジン:TruePic VI → TruePic VII
ボディ内手ぶれ補正:3軸補正(3.5段分)を搭載
測距点:35点 → 81点
液晶モニター:46万ドット → 104万ドット
充電池:BLS-5 → BLS-50
内蔵Wi-Fiを搭載

などなど、多くの性能強化が計られています。その他、アートフィルターや仕上がりモードの追加、フォーカスピーキング機能も追加されていいます(詳細は、以下公式サイトを参照)。
[005660]E-PL7、E-PL6 のおもな違いを教えてください。 | オリンパス

個人的に一番欲しかったのが3軸手ブレ補正で、E-PL6では内蔵の手ブレ補正が弱いため、夜間などの手持ち撮影では、OM-Dなどに比べるとかなり不利でした。これが解消されるのは、これからの夜桜撮影などにも心強いです。

液晶モニターは同じ3インチながらアスペクト比が「16:9」から「3:2」へ変更。35点から81点へと大幅に増えたAF測距点はご覧の通り。
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細かな所では、電池ボックス蓋のヒンジの位置が逆側になっています。
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その他、付属電池は1150mAのBLS-5から1210mAのBLS-50へ変わっています。この2つの電池は同型で互換性があります。ただし、電池容量がわずかに増えつつも、撮影可能枚数は360枚から350枚へと若干減っているようです。

OLYMPUS リチウムイオン充電池 PEN対応 BLS-5

OLYMPUS リチウムイオン充電池 PEN対応 BLS-5

OLYMPUS ミラーレス一眼用 リチウムイオン充電池 BLS-50

OLYMPUS ミラーレス一眼用 リチウムイオン充電池 BLS-50

予備の電池が使い回せるのはありがたいですね。

下方向に180度回転するようになったチルト液晶

液晶モニターを逆回転させた自撮りモード(?)は上側から下側になりました。
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モニターの全面を見られるようになりましたが、三脚使用時はどうするのかな? あ、普通にセルフタイマーでいいのか(笑)

手前側に90度チルトさせた状態は、E-PL6同様に行うことができます。そして、メニュー画面の背景が白系だったのが、OM-D同様の黒バックになっていますね。
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この状態を簡易三脚変わりにした、夜桜撮影テクニックは今年も使えそうです。
moognyk.hateblo.jp

ちょっと撮ってみました

早速届いた当日、外に出たついでにちょっと近所を撮ってみました。レンズはキットのM.ZD 14-42mm EZ。画像処理エンジンは一世代新しくなってますが、基本的にはE-PL6と大きく画質は変わらないはず… なのですが、手ブレ補正が効いてるせいか、ズーム端で腕を伸ばして桜を撮ったような場合も歩留まりが良くなった気がします。
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多少絞ってクッキリ。
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アートフィルターとか使ってみたりとか…。
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別にカメラを買えたから急に写真が変わる訳ではありませんが(笑)、コントロールダイヤルの追加による操作性の向上、手ぶれ補正の強化は明らかに大きいです。

しばらくはLUMIX G 14mm F2.5 ASPH.を組み合わせて、散歩用のカメラにするつもりなので、写真が溜まってきたらまた何か更新できればと思います。