2016年3月29日05時06分
29日の安全保障関連法の施行に、市民らはどんな視線を向けているのか。戦争を経験した世代、今夏から選挙権を持つ18歳、安保法への抗議活動を続ける大学生ら……。意見はさまざまだ。
■誰かの命、犠牲になるのは嫌 女優・小芝風花さん(18)
安保法制のことは友達との会話でも話題にならないから、あまり知りません。各地で争いが起きている中で、世界の平和のためにも必要だと主張する賛成派の人たちの言うことは、わかるような気もします。
でも、誰かが犠牲になったり、戦争になったりするのは嫌です。日本は原爆も落とされた戦争を経験し、憲法で「戦争しません」と決めたんですよね。そうやって守ってきた平和が続いてほしいから。自衛隊の人が海外で犠牲になるのも嫌だし、ほかの国の人も犠牲になってほしくないです。
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朝日新聞社会部
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