よく、自分は妻から「ご飯の炊き加減が絶妙だね」と言われる。
何度か言っているが、自分は実は調理師である。とはいえ、実技試験を合格して獲得したわけではなく、外食産業に従事していたから資格が取れたというだけであるが。
だが、それでもご飯の炊き加減には自信がある。自分で言うのも何だが、ちょっと固めの立った感じのご飯を炊くのは得意なのだ。
時々、どうやって炊いてるの?と聞かれる時がある。例えば水加減なの?とか。だが、実のところ水加減ではない。いや、水加減も重要なのだが、今の炊飯ジャーは優秀なので、水加減はそれほど気にする必要はない。では、何を気にするべきか。
それは、とぎ方だ。
もっと言ってしまうと、ご飯はとがない。
これが重要である。
どういうことかお見せしよう。下記の動画のような感じである。
米を手でガシャガシャといでしまうと、どうしても米の形が壊れる。だが、上記の動画のように、目一杯出した水で自然に米を洗うと米を傷つけずに、いい感じにとげる。
さらに、あまり米の表面についた成分を洗い落としてしまわい程度に濁った水でやめておくのがいい。そのほうが美味しい。そもそも精米している時点で殆ど洗わなくてもいいレベルになっているのだ。
上記の洗い方を5回ほど繰り返し、あとは好みで水をちょっと増やしたり減らしたりすることで、いい感じの米を炊くことが出来る。
騙されたと思って一度やって見て欲しい。
いや、騙す気はないんだけどね。