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健康食生活情報

健康・ダイエット・食生活情報発信ブログです。仲間と発信していきます。

寝ないなんてもったいない!上質な睡眠は最高のダイエット法!?

ダイエット

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皆様こんにちは。

いきなりですが、昨晩の眠りはいかがでしたか?
私は、眠れる日もあり、すぐ起きてしまう日もあり、いつまでも寝ていたい時もあり・・・と日々様々ですが、極端な寝不足というのは、めったにありません。
しかし。

 


先日、久々に睡眠不足を体験しました。20代の頃は皆さん徹夜などはざらだったかもしれませんが、アラフィフともなれば、私の場合は特に睡眠不足は致命的、ましてや徹夜なんて取り返しがつきません。修復に1週間かかります。

皆さんはいかがですか?

 

食欲が止まらない・・・

先日、どうしてこんなに食欲が湧いてくるんだろう!?というくらい、食欲が止まらない日がありました。食べる手が止まらないんです。食習慣は安定しているので、こんなに食欲が乱れるというのはめったになくなったのですが、その日ばかりは自分でも驚くほど。
しかし さすがに夜までこのペースだと恐ろしいことになる!
と思い さっさとお風呂に入り 早めに休みました
お陰さまで翌日の食欲はすっかりおさってはおりましたが・・・。

何でだろう何でだろう・・・
と思い返してみたところ、ようやく「寝不足・睡眠不足」であったことに気付いたのです(遅っ)。

今更ながら 睡眠不足と食欲の関係を強く体感したのでありました。

でも、そこでダイエットしている人に大事なことがあります。
それは

・ 睡眠不足が続かないように出来る範囲で努めることであって
・ 留められない食欲を責めることではない

ということです。
何故ならそれは体が求めていることだから。
かといって本能の赴くままに食べていたら、大変なことになっちゃいますのでそこが何とも難しいところなわけですが、しかし1にも2にも食欲旺盛な自分を責めてはいけません。
「ああ、本能はそうやって体の危機を守ってくれたんだな」と働いてくれた体ちゃんを称賛することです。

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そして次に大事なこと。
それは、

寝ないなんてもったいない!

・・・理由を知ること

 

寝ないなんてもったいない! 睡眠は最高のダイエット法!?

お待たせしました。ここからが本記事の本題でございます。

床に着いたらすぐに寝る人、床に着く前にどこでも寝てしまう人、床に着いても中々眠れない人、朝まで眠れない人、いろいろいらっしゃると思います。眠れないことを悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

「これ以降の内容を読んだら、眠れない自分に不安を感じてしまうかもしれない・・・!」

そんな予感がする方は、遠慮なくここでページを閉じてください。貴方の心の方が不安にならないことの方がより大事だからです。
でも、もし心に少しの余裕があって、「まあ知っておくくらい損はないかな」って思えるようであれば、どうぞこのまま読み進めてください。

では結論から参ります。実験結果の発表です。

 

寝ないなんてもったいない! その1


食生活と運動習慣を全く変えず、7.5時間/日を10週間続けたところ、

10週間後の体重に変化!!

⇒ 約1.5~8kg体重が落ちた!!

出典:睡眠ダイエットで《痩せ体質》になる!

 

いかがですか、この実験結果。10週間というと、約3カ月弱。3ヵ月食べる量も減らさず、運動も特に増やすことも減らすこともなく、ちゃんと寝ただけ。それだけで1.5kg~8kg痩せるなんて、だったら寝たい!ですよね。勿論、寝られる事情が揃えばの話です。

では何故、睡眠を確保しただけで痩せるのか・・・

そのメカニズムを探ってみましょう。

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何故、寝ただけで痩せるの?

睡眠が不足すると
・ 食欲が増す:食欲を増進させるホルモン(グレリン)が増える↑
・ 食欲を抑えられなくなる:食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減る↓
・ 代謝が落ちる:成長ホルモンが減る↓

よって、食欲が抑えられずについ食べ過ぎる
しかも!! そういう時に欲しくなるのは、高脂肪・高炭水化物の食べ物!

しかも!!! ブドウ糖(炭水化物)をエネルギーに変える能力が下がり
代謝されなかったブドウ糖は行き場を失い、脂肪としてチクセキ!!(蓄積)される。


これが1~2日続いただけで、体重が跳ね上がる、とすれば、これが日常的に繰り返されると、つまり習慣化すると、太る体質が出来あがっていくというわけなんですね。

一方
十分な睡眠を取れた場合は、その真逆です


・ 食欲が落ち着く:食欲を増進させるホルモン(グレリン)が減り↓
・ 食欲が抑えられる:食欲を抑えるホルモン(レプチン)が増える↑
・ 代謝が上がる=成長モルモンが増える↑=脂肪を燃焼させやすくなる

睡眠が足りていない時のように ”無性に空腹になる!” ことがありません!

成長ホルモンって何!?

ちなみに成長ホルモンについて触れておきます。
成長ホルモンというと、成長し続けている子供には出て、成長が止まった大人には出ないというイメージがあるかもしれません。しかし、そうではありません。大人にも出続けているものです。ただし、成長期と量が違うだけ。思春期を終えた後は、どんどん減っていきます。

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成長ホルモンには大きく分けて2つの機能があります。


1)身長を伸ばす(骨を伸ばし、筋肉を発達させる)
2)体にある物質をエネルギーとして使えるような物質に変えていく働き=代謝

歳をとると代謝が落ちる、というのはこの成長ホルモンの分泌量が下がるからと言えるでしょう。
ちなみに思春期前の成長ホルモンの量を100%とすると、

思春期前  100%
思春期後期 200%
30~40代  50%
60代~   30%以下
となるようです。

出典:成長ホルモンとは?|成人の成長ホルモン分泌不全症

 

寝ないなんてもったいない その2

良質の睡眠を取るのと、寝ないで起きているのとでは消費するカロリーが違うそうです。
睡眠をちゃんととった場合の睡眠時消費カロリーは約300kcal
寝ないでいるより、消費カロリーが多いということなんですね。寝ないでいるほうが、カロリーを消費しそうですが、実はその逆なんだそうです。
300kcalというと、例えば。

1日の総摂取カロリーを1500kcalに抑えている人にとっての約1/5。凄くありませんか?カロリーを減らしている人の約1食分に相当するカロリーですよね?
300kcalを運動で消費するって相当大変です。それを、寝るだけで消費するなんて!?寝ないなんて、もったいない!!


寝ることがどれだけダイエットに効果的か、今までより理解が深まったようでしたら、嬉しいです。最後に、ダイエット以外にどんな効果があるのか、リストアップして終わりにしたいと思います。

 

~ 良質の睡眠がもたらすもの ~

★ ダイエット効果(痩せ体質になる)

★ 美肌効果(こちらの方が有名)

★ 血圧を下げる

★ 血行を良くする

★ 免疫力をアップ

 

 

 

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