2016年3月29日02時27分
埼玉県朝霞市の自宅前から行方不明になり、東京都中野区で約2年ぶりに保護された女子中学生(15)が、ポストに残したメモなどについて「男に無理やり書かされた」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。埼玉県警は、未成年者誘拐容疑で公開指名手配し、身柄を確保した寺内樺風(かぶ)容疑者(23)が、女子生徒が家出したように装ったとみている。
女子生徒は2014年3月10日午後3時40分~4時ごろ、自宅前で、寺内容疑者とみられる若い男と立ち話する姿を近所の人が目撃したのを最後に行方不明になった。夕方に帰宅した母親が「しばらく友達の家です。さがさないで下さい」などと書かれたメモが自宅ポストにあるのを発見。同月19日にも「元気ですごしている」と記された手紙が自宅に届いた。
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朝日新聞社会部
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