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北朝鮮が新型多連装ロケット砲の陣地を建設 近く実戦配備か
韓国紙の東亜日報は28日、北朝鮮が南北軍事境界線付近に新型多連装ロケット砲の陣地を3カ所以上建設していると伝えた。在韓米軍などの消息筋の話としている。早ければ1~2カ月以内に実戦配備される可能性がある。
同紙によると、境界線の北側50~60キロの地域で今年初めから建設され、既存の陣地より大規模。米韓両国は偵察衛星などで工事の進捗状況などを分析しているという。
朝鮮中央通信は22日、金正恩第1書記が新型多連装ロケット砲の発射を視察したと報道。ロケット砲は韓国内の主要な攻撃対象を射程内に収めているとし「実戦配備を控えた最終試験発射」と伝えている。(共同)