広島 猿猴橋が90年前の建設当時の姿に復元
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JR広島駅の近くにあり、戦時中、柱や欄干に施された金属製の飾りが失われた、「猿猴橋(えんこうばし)」が、当時の姿に復元されました。
除幕式には地元の人たちなどで作る「猿猴橋復元の会」のメンバーや広島市の松井市長らが出席し、復元された飾りが姿を現すと、大きな拍手が上がり、参加者が羽織はかま姿で橋を渡って完成を祝いました。橋の上では子どもみこしや獅子舞が披露され、訪れた人たちが新しい橋の上を歩いたり写真を撮ったりしていました。
猿猴橋は全長60メートル余りのコンクリート製の橋で、90年前に現在の橋に掛け替えられた際、大きなタカが翼を広げるモニュメントが4基設置されたほか、欄干に猿をモチーフに使った金属製の豪華な飾りなどが施されていました。しかし、太平洋戦争中に国が金属の提供を求め、装飾やモニュメントが失われ、広島市が被爆から70年の事業の一環として、2年ほどかけて橋を当時の姿に復元する作業を進めていました。
訪れた人は「地元にこんな立派な橋ができて感無量です」と話していました。
猿猴橋は全長60メートル余りのコンクリート製の橋で、90年前に現在の橋に掛け替えられた際、大きなタカが翼を広げるモニュメントが4基設置されたほか、欄干に猿をモチーフに使った金属製の豪華な飾りなどが施されていました。しかし、太平洋戦争中に国が金属の提供を求め、装飾やモニュメントが失われ、広島市が被爆から70年の事業の一環として、2年ほどかけて橋を当時の姿に復元する作業を進めていました。
訪れた人は「地元にこんな立派な橋ができて感無量です」と話していました。