2016年3月28日21時36分
保護された女子生徒の父親(46)が28日夜、埼玉県朝霞市内で記者会見し、「娘が見つかり、保護され、ほっとしている。必ず戻ってくると信じていた。ようやくこの日がきたかという思いです」と語った。
女子生徒から電話があったのは27日昼すぎ。すぐ娘だとわかり、「安全な場所に誘導しないといけない」と、警察に連絡するよう伝えた。同夜、病院で再会した時、女子生徒は車いすに乗っていた。近寄ると笑って手を振ってくれた。「やっと会えたね」。「がんばったね。お帰り」。声をかけ、手をつないだ。父親は安堵(あんど)のためか一時、高熱が出たという。
「お父さんとお母さんが一生懸命チラシを配っているのを知ってるよ。ずっと見てた」。女子生徒は父親に、インターネットを通じて両親や同級生らが女子生徒を捜すビラを配っているのを見ていたと説明したという。
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朝日新聞社会部
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