『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』に学ぶバイトスタッフの育成方法とは?

「いつもアルバイトスタッフに振り回されてばかりだよ。」
バイトスタッフを雇用する経営者で、こうした悩みをお持ちの方はいませんか?今回はこうした悩みをお持ちの方に、『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』という本をご紹介します。
計1万8000人ものアルバイトスタッフを抱えるディズニーランド。そこでの勤務経験のある著者がアルバイトスタッフを如何に育成し、如何に感動を呼ぶテーマパークとして運営しているかを書いた著書となっています。

9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方
2010/11 福島 文二郎 (著) 小社館
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コミック版 9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方
2014/12 福島 文二郎 (著) KADOKAWA/中経出版
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バイトスタッフを雇用し運営している方にとって悩みの一つが、『バイトスタッフを育成すると同時に顧客満足度を高めることが難しい』ということではないでしょうか。
そうした問題に向き合っていくために是非参考にしたいのが本書です。以下読書メモをご紹介します。
▼ディズニーのバイトスタッフ育成方法

”・ディズニーランドは約1万8000人のバイトスタッフを雇用しており、毎年半数の9000人が退職している。そんな中、バイトスタッフを大量に採用する必要があるため、採用後しっかり教育・育成することを重視している。
・経験のあるバイトスタッフも後輩の育成に参加し、よく後輩を観察しマメに声をかける。初めはお客様をもてなすように新しいバイトスタッフを歓迎し、そうした態度でお客様にも接するという暗黙のメッセージを送る。後輩には論理的に、後輩に過度な負担がないように、また熱意を持って指導にあたる。
・指導の根底にあるのは、会社のミッション。それを先輩スタッフが理解した上で、繰り返し後輩にも伝えていく。また、行動指針も明文化し、それを根付かせるように徹底する。
・指導した後輩の成果だけではなく、最善を尽くす姿勢を評価することで、人は育つ。そして、先輩、後輩とお客様とで同じ価値観を共有することで、お客様に感動を与え、同時に後輩も成長していく。仕事を始めてからは後輩にも目標を設定させ、定期的に面談も行っていく。”
ここではかなり概要を掻い摘んだメモとなっていますが、著書では具体的な方法を織り交ぜつつ、ディズニーの育成術をご紹介しています。
本書は特にバイトスタッフを多く雇用する飲食業やサービス業に従事する方が参考にできる内容です。その他、管理職などで他のスタッフを指導する立場にある方も楽しめる著書となっています。是非読んでみてください。
著者情報
福島文二郎
JSパートナー株式会社代表
1962年生まれ。東京ディズニーランドがオープンした1983年に第1期正社員としてオリエンタルランドに入社。2007年の退社までにディズニーの研修を100プログラム以上開発する。
また、開発の傍ら研修能力を高めるために放送大学にて心理学を学ぶ。
退職後は、研修プランニング&インストラクター&コンサルタントとして活躍し、2009年にJSパートナー(株)を設立。
著書に、『9割がバイトでも最高の結果を生み出すディズニーのリーダー』『9割がバイトでも最高の感動が生まれるディズニーのホスピタリティ』『コミック版 9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』(すべて小社館)などがある。
http://www.jspartner.co.jp/
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