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容疑者隣人「若い女性も見たことがない」

少女が寺内樺風容疑者に監禁されていた部屋。カーテンがしっかり閉められていた=東京都中野区で2016年3月28日午前7時41分、梅村直承撮影

容疑者が住んでいた中野区のマンション

 「物音は何もなく、不審な様子は感じられなかった。若い女性も見たことがない」。埼玉県朝霞市で2014年に行方不明になった当時中学1年の女子生徒(15)が保護された事件で、県警が27日深夜に未成年者誘拐容疑で逮捕状を取って28日未明に指名手配していた東京都中野区東中野3、職業不詳、寺内樺風(かぶ)容疑者(23)。寺内容疑者が住んでいた中野区のマンションの隣の部屋に住む男性は驚いた様子で話した。「自分の帰宅が遅いからか、電気がついているのを見たこともなかったので、誰も住んでいないと思っていた」

 マンションはJR東中野駅から北へ約300メートル離れた住宅街にある。3階建てで、各部屋の間取りは6畳の洋間と3.5畳の台所の「1K」タイプなどで、家賃は7万5000円ほどという。住民の女性は「数週間前に部屋に明かりがついているのを見たが、寺内容疑者も若い女性も見たことがない」と話した。

 寺内容疑者の部屋の窓にはカーテンがかかり、ベランダに物などは置かれていなかった。近くに住む2児の母の女性(30)は「娘を近所の公園で一人で遊ばせたこともあったが、今思うと怖い」と話した。【神保圭作、福島祥、林田七恵】

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