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【ゴルフ】

宮里藍、8差15位に後退

2016年3月28日 紙面から

第3ラウンド、2番でティーショットを放つ宮里藍。通算6アンダーで15位=アビアラGCで(共同)

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◇起亜クラシック<第3日>

 ▽26日、米カリフォルニア州カールズバッド、アビアラGC(6558ヤード、パー72)▽晴れ、気温25度、強風▽賞金170万ドル、優勝25万5000ドル▽81選手

 【カールズバッド(米カリフォルニア州)テッド・ムース】宮里藍(30)=サントリー=は71で通算6アンダーとしたが、首位とは8打差となり、順位も15位に下がった。野村敏京(23)は69、通算8アンダーで7位。75をたたいた横峯さくら(30)=エプソン=は通算2オーバーの65位に下がった。2日連続の67をマークした世界ランキング1位のリディア・コ(ニュージーランド)が通算14アンダーで、2位に3打差をつけてトップ。

 藍は、出だしからショットがさえた。1番は右下1・5メートル、390ヤードで打ち上げの2番パー4では残り163ヤードをユーティリティーの5番で1メートルにつけ、連続バーディー発進。コーチで父の優さんの「ナイスバーディー!」の声が響き渡った。

 5番パー5も第3打を90センチに。初日首位に立った快進撃の再現かと思わせた。ところが、7番で2メートルが入らずボギーにしてから、パットが決まらない。8番は1・5メートルを3パットし、後半もグリーン上の悪い流れを引きずった。パー5の8番と17番をボギーにしたのが痛かった。

 プレー後は「(出足がよくて)その後、ちょっと欲が出てしまって、昨日までのテーマだった、自分に対してプレッシャーを掛けすぎないというのを一瞬忘れてしまった。パッティングを入れたい気持ちが強すぎた」と反省。それでも「(序盤も)父は超エキサイトしていましたが、私はいやいや、まあまあ、みたいな感じでした。でも、いい感じでこの3日間はできているので、最終日は1つでも上位へという気持ちでやりたい」と前を見据えた。藍が貪欲に2013年4月のロッテ選手権以来のトップ10入りを狙う。

 

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