字幕の評価基準

最終更新 2016/3/7

当サイトでは、字幕内容を13項目で評価しています。この記事で、評価項目の詳細についてご確認いただけます。

各楽曲への字幕の有無

オープニングテーマ、エンディングテーマ、および挿入歌に対し字幕が付与されているかどうかを評価します。
字幕ではなく、テロップとして焼きこまれている場合は、評価を「テロップ」とします。
挿入歌については、エンドロールに記載がないものも、本編でおよそ5秒以上歌われている場合は取り上げることがあります。

  • 「○」…歌詞通りに字幕が付与されている
  • 「テロップ」…歌詞がテロップとして映像に焼きこまれている(字幕はなし)
  • 「×」…楽曲に対して字幕は付与されていない
  • 「-」…該当するものがない

オープニング(NHKEテレ「ラブライブ」第1話より)
▲オープニング(NHKEテレ「ラブライブ」第1話より)
歌に合わせて歌詞の字幕が表示されています

歌詞テロップが表示されている例(テレビ東京「アイカツ」第170話より)
▲歌詞テロップが表示されている例(テレビ東京「アイカツ」第170話より)
画面下部に歌詞が焼きこまれているのが特徴です。これは、字幕ではなく、リモコンの「字幕」を押しても消すことができません。

オープニング(NHK BSプレミアム「進撃の巨人」第1話より)
▲オープニング(NHK BSプレミアム「進撃の巨人」第1話より)
歌が流れている場面ですが、字幕は「♬~」になっていて、歌詞は表示されていません。

セリフの色分けの有無

物語上重要な登場人物(主役など)のセリフに色が付いているかどうかを評価します。
また、色分けされている場合、どのキャラクターに対して割り当てられているかを確認します。このとき、割り当てられた色の登場人物名が字幕に表記されていて、それが本来の役名と異なっている場合は、字幕上の役名もあわせて確認します。
通常は、最重要のキャラクターから順に黄色・水色・緑色の順に色分けされています。色分けの対象でないセリフは白色で表示されます。

  • 「3色」…セリフは3色(白色含まず)に色分けされている
  • 「2色」…セリフは2色(白色含まず)に色分けされている
  • 「1色」…セリフは1色(白色含まず)に色分けされている
  • 「×」…セリフの色分けを行っていない

黄色セリフ(NHK Eテレ「ラブライブ」第1話より)
▲黄色セリフ(NHK Eテレ「ラブライブ」第1話より)
この例では、主役の「高坂穂乃果」に対してつけられています。

水色セリフ(NHK Eテレ「ラブライブ」第1話より)
▲水色セリフ(NHK Eテレ「ラブライブ」第1話より)

緑色セリフ(NHK Eテレ「ラブライブ」第1話より)
▲緑色セリフ(NHK Eテレ「ラブライブ」第1話より)

白色セリフ(NHK Eテレ「ラブライブ」第1話より)
▲白色セリフ(NHK Eテレ「ラブライブ」第1話より)
色付きでセリフが表示されるのは3人までで、それ以外の登場人物のセリフは全て白色です。

字幕の表示位置

字幕がどの位置で表示されているかを評価します。
現状では、画面上の登場人物やテロップに合わせて移動する場合と、1箇所に固定されている場合に分かれます。
また、字幕が画面の横の端ギリギリに配置されていれば「16:9」、画面の横の端から余裕を持って配置されている場合は「4:3」、SD画質(TOKYO MX2など)で字幕が引き伸ばされて放送される場合は「4:3ワイド」と表記します。これらは、アナログ放送の画面を基準に配置されているかどうかを表しています。

  • 「可変」…字幕の位置は、画面上の登場人物やテロップの位置に合わせて変化する
  • 「左上」「左下」「中央上」「中央下」「右上」「右下」…字幕の位置は、一箇所に固定されている

登場人物の位置に合わせて字幕が配置されている例(TBS「だがしかし」第2話より)
▲登場人物の位置に合わせて字幕が配置されている例(TBS「だがしかし」第2話より)
よくみると、各セリフは発言しているキャラクターの位置に配置されています。

テロップを避けて配置されている例(TBS・MBS「亜人」第4話より)
▲テロップを避けて配置されている例(TBS・MBS「亜人」第4話より)
テロップの上部に字幕が配置されています。

ふりがな(ルビ)の有無

漢字などに対してふりがながどの程度振られているかどうかを評価します。

  • 「全て」…すべての漢字にふりがなが振られている
  • 「一部」…一部の漢字ついてふりがなが振られている
  • 「登場人物」…登場人物の読みや通常使われない読み方の漢字についてのみふりがなが振られている(「一部」と判定されるものよりも、ふりがなの量が少ないもの)
  • 「×」…ふりがなは全く振られていない

すべての漢字にふりがなが振られている例(テレビ東京「銀魂」3期第43話より)
▲すべての漢字にふりがなが振られている例(テレビ東京「銀魂」3期第43話より)

一部の漢字にふりがなが振られている例(TBS・MBS「亜人」第4話より)
▲一部の漢字にふりがなが振られている例(TBS・MBS「亜人」第4話より)
「監禁」に対してのみふりがなが振られています。この場合は、通常使われない読み方とは言えないため、「一部」と判定します。

登場人物名の表記の有無

登場人物の名前が字幕中に表示されているかどうかを評価します。
初回登場時や、画面上では誰が発言しているか読み取りにくい場合に適宜表示されます。場合によっては、フルネームで表示されることもあります。
また、色分けと異なり、端役(男性A、女性Bなど)に対しても表示されることが多いです。

  • 「○」…登場人物名を表示している
  • 「×」…登場人物名を表示していない

登場人物名の表示(TBS・MBS「亜人」第4話より)
▲登場人物名の表示(TBS・MBS「亜人」第4話より)

効果音の表記の有無

効果音を字幕で補足しているかどうかを評価します。
これは、 聴覚障害者に対する配慮によるもので、特に画面上からはどのような効果音がしているか読み取れない場合に適宜表示されます。
「(虫の羽音)」や「(携帯操作音)」などのように効果音を言葉で具体的に説明するケースと、「ブーン…」や「ピッ ピッ ピッ」などのように擬音を用いて表現するケースがあります。

  • 「○」…効果音の補足説明がある
  • 「○(擬音)」…効果音を擬音で表している
  • 「○(擬音と説明)」…効果音を擬音と補足説明で表している
  • 「×」…効果音の補足がない

効果音の補足説明の例(TBS「だがしかし」第2話より)
▲効果音の補足説明の例(TBS「だがしかし」第2話より)

効果音について擬音と言葉で説明している例(TBS・MBS「亜人」第5話より)
▲効果音について擬音と言葉で説明している例(TBS・MBS「亜人」第5話より)
擬音による効果音の説明に加えて、具体的な言葉でも説明を行っています。
このような場合は、「○(擬音と説明)」と判定します。

次回予告中の字幕の有無

次回予告中のセリフに対して字幕が付けられているかどうかを評価します。
通常は次回予告中も字幕は付与されますが、テレビ東京系の場合は字幕が付与されない傾向にあります。

  • 「○」…次回予告中も字幕が付与されている
  • 「×」…次回予告中に字幕は付与されていない
  • 「-」…次回予告がない

次回予告の例(TBS・MBS「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第6話より)
▲次回予告の例(TBS・MBS「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第6話より)

本編中にスポンサー表示がある場合の字幕の有無

本編中にスポンサー表示がある場合でも字幕を表示しているかどうかを評価します。
テレビ東京系の場合、スポンサー表示中は字幕を表示しない傾向にあります。

  • 「○」…本編中にスポンサー表示があり、字幕も表示している
  • 「×」…本編中にスポンサー表示があり、字幕は表示していない
  • 「-」…本編中のスポンサー表示はない

スポンサー表示中に字幕が表示されている例(TBS・MBS「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第6話より)
▲スポンサー表示中に字幕が表示されている例(TBS・MBS「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第6話より)

本編とは別にスポンサーを表示している例(TBS「だがしかし」第1話より)
▲本編とは別にスポンサーを表示している例(TBS「だがしかし」第1話より)
このような場合は、本編中へのスポンサー表示ではないことから、「-」と判定します。

CM中の字幕の有無

CM中も字幕表示を行っているかどうかを評価します。
今のところ、CM中で字幕表示を行うケースはアニメ番組では皆無で、その他の番組でも「ガイアの夜明け」など一部番組に限られます。

  • 「○」…CM中を字幕表示を行っている
  • 「×」…CM中は字幕表示を行わない
  • 「-」…番組内にCMは挿入されていない(NHKなど)

番組表の字幕マークの有無

番組表に「[字]」のマークが有り、字幕放送が行われていることがわかりやすくなっているかどうかを評価します。
原則として、EPG番組表を用いて判定します。新聞や雑誌のラテ欄は用いません。

  • 「○」…番組表に[字]マークがある
  • 「×」…番組表に[字]マークはない

番組冒頭の字幕マークの有無

番組の冒頭、あるいは本編の冒頭に字幕マークを表示し、字幕放送が行われていることがわかりやすくなっているかどうかを評価します。
マークのデザインはテレビ局や番組によって異なりますが、1秒でも「字幕」あるいは「字幕放送」と表示があれば、「○」と判定します。

  • 「○」…字幕マークを表示している
  • 「×」…字幕マークを表示していない

字幕マークの例(TBS・MBS「亜人」第5話より)
▲字幕マークの例(TBS・MBS「亜人」第5話より)
右上に表示されている、「字幕」のことです。

多国語対応の有無

日本語字幕の他に、英語など他の言語にも対応しているかどうかを評価します。
対応している場合は、その言語を確認します。
現在のところ、対応例はほとんどありません。

  • 「○」…多国語対応を行っている
  • 「×」…多国語対応を行っていない

解説放送の有無

字幕の他に、副音声で視覚障害者向けの解説放送を行っているかどうかを評価します。
現在のところ、アニメ番組では、アンパンマンや金曜ロードショーでジブリ映画を放映する回を中心に行われています。深夜アニメでは対応例はありません。

  • 「○」…解説放送を行っている
  • 「×」…解説放送を行っていない
各楽曲への字幕の有無

オープニングテーマ、エンディングテーマ、および挿入歌に対し字幕が付与されているかどうかを評価します。
字幕ではなく、テロップとして焼きこまれている場合は、評価を「テロップ」とします。
挿入歌については、エンドロールに記載がないものも、本編でおよそ5秒以上歌われている場合は取り上げることがあります。

詳しくはこちら

×
セリフの色分けの有無

物語上重要な登場人物(主役など)のセリフに色が付いているかどうかを評価します。
また、色分けされている場合、どのキャラクターに対して割り当てられているかを確認します。このとき、割り当てられた色の登場人物名が字幕に表記されていて、それが本来の役名と異なっている場合は、字幕上の役名もあわせて確認します。
通常は、最重要のキャラクターから順に黄色・水色・緑色の順に色分けされています。色分けの対象でないセリフは白色で表示されます。

詳しくはこちら 

×
字幕の表示位置

字幕がどの位置で表示されているかを評価します。
現状では、画面上の登場人物やテロップに合わせて移動する場合と、1箇所に固定されている場合に分かれます。
また、字幕が画面の横の端ギリギリに配置されていれば「16:9」、画面の横の端から余裕を持って配置されている場合は「4:3」、SD画質(TOKYO MX2など)で字幕が引き伸ばされて放送される場合は「4:3ワイド」と表記します。これらは、アナログ放送の画面を基準に配置されているかどうかを表しています。

詳しくはこちら 

×
ふりがな(ルビ)の有無

漢字などに対してふりがながどの程度振られているかどうかを評価します。

詳しくはこちら 

×
登場人物名の表記の有無

登場人物の名前が字幕中に表示されているかどうかを評価します。
初回登場時や、画面上では誰が発言しているか読み取りにくい場合に適宜表示されます。場合によっては、フルネームで表示されることもあります。
また、色分けと異なり、端役(男性A、女性Bなど)に対しても表示されることが多いです。

詳しくはこちら 

×
効果音の表記の有無

効果音を字幕で補足しているかどうかを評価します。
これは、 聴覚障害者に対する配慮によるもので、特に画面上からはどのような効果音がしているか読み取れない場合に適宜表示されます。
「(虫の羽音)」や「(携帯操作音)」などのように効果音を言葉で具体的に説明するケースと、「ブーン…」や「ピッ ピッ ピッ」などのように擬音を用いて表現するケースがあります。

詳しくはこちら 

×
次回予告中の字幕の有無

次回予告中のセリフに対して字幕が付けられているかどうかを評価します。
通常は次回予告中も字幕は付与されますが、テレビ東京系の場合は字幕が付与されない傾向にあります。

詳しくはこちら 

×
本編中にスポンサー表示がある場合の字幕の有無

本編中にスポンサー表示がある場合でも字幕を表示しているかどうかを評価します。
テレビ東京系の場合、スポンサー表示中は字幕を表示しない傾向にあります。

詳しくはこちら 

×
CM中の字幕の有無

CM中も字幕表示を行っているかどうかを評価します。
今のところ、CM中で字幕表示を行うケースはアニメ番組では皆無で、その他の番組でも「ガイアの夜明け」など一部番組に限られます。

詳しくはこちら 

×
番組表の字幕マークの有無

番組表に「[字]」のマークが有り、字幕放送が行われていることがわかりやすくなっているかどうかを評価します。
原則として、EPG番組表を用いて判定します。新聞や雑誌のラテ欄は用いません。

詳しくはこちら 

×
番組冒頭の字幕マークの有無

番組の冒頭、あるいは本編の冒頭に字幕マークを表示し、字幕放送が行われていることがわかりやすくなっているかどうかを評価します。
マークのデザインはテレビ局や番組によって異なりますが、1秒でも「字幕」あるいは「字幕放送」と表示があれば、「○」と判定します。

詳しくはこちら

×
多国語対応の有無

日本語字幕の他に、英語など他の言語にも対応しているかどうかを評価します。
対応している場合は、その言語を確認します。
現在のところ、対応例はほとんどありません。

詳しくはこちら 

×
解説放送の有無

字幕の他に、副音声で視覚障害者向けの解説放送を行っているかどうかを評価します。
現在のところ、アニメ番組では、アンパンマンや金曜ロードショーでジブリ映画を放映する回を中心に対応しています。深夜アニメでは対応例はありません。

詳しくはこちら

×