2016年3月28日11時34分
寺内樺風(かぶ)容疑者(23)の実家は大阪府池田市にある。近くに住む男性によると、寺内容疑者は小学生だった十数年前、家族で転居してきたという。
両親と妹の4人家族。寺内容疑者はドッジボールが好きな明るく礼儀正しい少年だった。小学6年生のときは地域の子供会でリーダー役を務めていたという。「年下の子どもの面倒をよく見ていた。優しい子だった」と男性は話す。関係者によると、大阪教育大付属池田中、同池田高に進学した。
男性によると、実家で暮らしていたのは高校卒業まで。寺内容疑者の父親は「東京のほうの大学に受かった」と話していたという。男性が最後に寺内容疑者に会ったのは数年前。成人式で帰って来たときだった。男性が「おめでとう」と声をかけると「ありがとうございます」と喜び、一緒に写真を撮った。「さわやかな好青年で、とても事件を起こすようには見えない」と男性は話す。
近くに住む女性は「元気があっていい子だった」。別の男性(90)は「1年くらい前に会ったときに『ニューヨークに行く』と言っていた。賢い子なんだなと思った」と話した。
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朝日新聞社会部
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