噂の新モデルを検証する/2012は「笑い、飛ばす」がキーワード TaylorMade Golf “GLOIRE

ミスなく飛ばせるグローレは中高年のゴルフを根本的に変えるかもしれません

“GLOIRE”Driver”
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小林
振り切れるから飛ぶ、というのもありますね。設楽さんもいつもより距離が出ていたんじゃないですか?

設楽
パー4の感覚が変わりましたね。400ヤード前後になると基本的に2オンを諦めて3打目勝負だったんですが、グローレなら届きますね。でも18番のパー5なんて2人とも2つで届いてたじゃないですか。羨ましいですよ。

小林
私が乗ったのはサブグリーンですけどね(笑)。

設楽
でも距離は十分行ってるわけでしょ。なんでこんなに飛ぶんですか?

小林
特徴的なのは、クラウンの内側に強度を高めるディンプル形状を採用していて、超薄肉部を作り出していることですね。ヘッドが軽くなるし、低重心化できるんですよ。その他にも空気抵抗が少ないとか、スイートエリアが広いとか、理由はいろいろあります。

“GLOIRE”Fairway Wood
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上杉
飛ぶのはドライバーだけじゃないですね。フェアウエイウッドにも同じテクノロジーが活かされているし、アイアンなんて飛び過ぎで笑えるぐらいで、いままでの番手の感覚だと遥かグリーンオーバーになっちゃいます。何がいいって、ソールの抜けがいいですよね。

小林
5番以上は完全中空構造のユーティリティアイアンで、これがまた簡単で物凄く飛ぶし曲がる気配がないですね。弾道も強くて、200ヤードのアゲンストで届いたのには驚きました。

“GLOIRE”Utility Iron & Iron
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上杉
マン振りしてた8番のパー3ですね。当たり前だけど、ショートアイアンも飛ぶから気を付けないと。

設楽
僕はアイアンには割と自信があるんですが、グローレのアイアンはメチャクチャ楽ですね。想像よりもずっと楽でした。

上杉
ただ、こんなに簡単なクラブで覚えると、ゴルフはこんなものだと思っちゃうからよくないですよ。

小林
さすがアスリートゴルファー! 気持ちはわかりますが、私は安定したスコアを出すためには簡単なクラブがいいです。設楽さんはどうですか?

設楽
そりゃ楽なほうがいいに決まってます!

 

撮影協力/紫カントリークラブ すみれコース

 

設楽洋 [Yo Shitara]
したら・よう/1951年東京都生まれ。電通勤務を経て1976年原宿にセレクトショップ「ビームス」をオープン。現在は国内外に100店舗を展開。2011年春からゴルフブランド「ビームス ゴルフ」もスタートした。

上杉隆 [Takashi Uesugi]
うえすぎ・たかし/1968年福岡県生まれ。NHK取材記者、衆議院公設秘書、ニューヨークタイムズ記者を経てフリージャーナリストに。現在は自由報道協会代表として、日本のメディアの適正化に取り組んでいる。

小林一人 [Kazuto Kobayashi]
こばやし・かずと/1966年神奈川県生まれ。電通勤務を経て1994年ゴルフトゥデイ編集長に。2011年1月よりゴーゴル編集長に就任。

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