2016年3月28日13時10分
STAP細胞論文の研究不正問題に絡み、理化学研究所の研究室からES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)が盗まれたとする告発について、兵庫県警は28日、容疑者不詳のまま関係書類を神戸地検に送った。告発内容の事実は確認できなかったとみられる。
元理研研究員の男性による告発内容は、論文作成時に理研に所属していた若山照彦氏(48)=現・山梨大教授=の研究室から何者かがES細胞を盗んだというもの。県警は参考人として小保方晴子・元理研研究員(32)からも任意で話を聴いた。代理人弁護士は取材に関与を否定していた。
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朝日新聞社会部
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