小型機墜落事故 左側操縦席に機長以外の男性

小型機墜落事故 左側操縦席に機長以外の男性
k10010458911_201603281220_201603281221.mp4
大阪の八尾空港で小型のプロペラ機が墜落し、4人が死亡した事故で、通常は機長が座る左側の操縦席に機長以外の男性が座っていたことが、警察などへの取材などで分かりました。警察は、墜落した時に誰が操縦していたか特定を進めています。
26日、大阪の八尾空港で小型のプロペラ機が墜落し男性4人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、28日墜落の状況を詳しく調べるため機体を切断して移動させる作業を始めました。
警察などによりますと、亡くなった4人は、機長で広島市に住む西本泰志さんと八尾市の飛行クラブのメンバーとみられ、このうち1人は大阪・豊中市の川崎貴嗣さんと確認されました。頭を強く打ったことが死因とみられています。
飛行計画書などには、機長として西本さんの名前が書かれていましたが、警察などによりますと、通常は機長が座る左側の操縦席には川崎さんが座っていたということです。川崎さんは自家用の小型機を操縦する免許を持っていたということです。
警察は、墜落した際に誰が操縦していたか特定を進めるとともに、当日の飛行の目的やいきさつを調べています。