今場所では白鵬が優勝しましたが、いろいろと問題になっているようですね。
変化したから涙でお詫び?
そもそも相撲って意味不明な風習が多くありません?
ルールにあるわけではないのにこれはダメ、あれはダメと。
ということで、僕が思う大相撲の変な風習をまとめてみました。
横綱の立ち合いでの変化禁止
力士というのは前頭→小結→関脇→大関→横綱と番付を上げていきます。勝ち越しを続ければ番付がどんどん上に上がります。
最高位は横綱で、力士達は横綱を目指して日々稽古に取り組んでいます。
よく問題になるのが、横綱が立ち合いで変化したりした場合です。
立ち合いでの変化というのは、正面から相手とぶつからずにヒラりとよけて相手の裏をつくような立ち合いのことです。
正面から堂々と向き合わないので世間からは不意打ちとも言われます。
そんな手を横綱が使うと「卑怯者!」とか「ちゃんと勝負せい!」とか観客から声が上がります。
なんなんでしょう、強いからハンデつけろとでも言いたいんですかね。それは不平等でしょ。
横綱は変化禁止?そんなのルールに無いですよ。
野球だって外国人助っ人選手はスパイク禁止とか変な決まり事ないですよね?
立派な技の1つのはずなのに何故か暗黙で禁止されている。変な風習ですよね。
横綱の負け越しは引退
相撲は全15勝負して、8勝以上で勝ち越し、7勝以下で負け越しと言います。
横綱というのは最強の存在でなければならない。
そのため負け越しは許されないという暗黙の風習があります。
大関までなら負け越したとしてもまた次の場所で頑張ればなんとかなるかもしれません。
しかし横綱の場合は負け越したらその時点で引退を決意しなければなりません。
このルールもおかしくないですか?
他の競技だって別に成績残せなくても続けれるのが普通ですよね?
イチローだって全盛期より成績は落ちていますが何とかやっていますし、カズだって動きは落ちていますがなんとか頑張っています。
相撲だけ力士が強制的にやめさせるような感じになっちゃうのなんなんでしょう。
やりたいのにチャンスを強制的に奪うのもどうかと思います。変なの。
品格にうるさい
品格、品格ととにかく相撲業界はうるさいですよね。
以前も横綱の朝青龍が怪我をしてモンゴルに帰り、その時に怪我をしているのにサッカーをやっていたとかで問題になったり。
相手に勝った時にガッツポーズをしたら、品格が無いと言われたり。
他の協議の世界中の一流選手だって別に品格なんてそこまで意識していないですよね?
もちろん覚醒剤のような犯罪に手を出したりというのはいけないことだと思います。
でも品格、品格ってせっかくの力士の個性を壊しているような気が僕はします。
個性がある力士の方が面白いでしょ。
品格とかいうなら立ち振る舞いのルールでも作れよって思います。
座布団を飛ばす
この昔からある風習なんなんでしょうね。
大関や横綱が自分より弱い力士に負けた場合、ここがチャンスとばかりに一斉に観客が自分の座布団を投げ始める。
番狂わせが起きた際の観客のお祭り騒ぎのようなものですね。
相撲中継の映像で空を何十枚も座布団が舞っている映像がたまに出ます。
危ないですよね?誰かにぶつかって怪我でもしたらどうするんでしょうか?
座布団なんかやめて椅子にして、番狂わせが起きた時はボタン連打とかツイッターでつぶやくとかでいいじゃない。もう時代は変わっているんだからさ。
懸賞金
これは風習というより制度ですね。
懸賞金制度ってもうやめたらいいのにと思います。
スポンサーが1本6万2千円で好きな取り組みに懸賞をかけれるらしいです。
力士の取り組み毎に懸賞がかけられて、負けた力士は貰えずに勝った力士が懸賞を総取りします。
この懸賞という制度もおかしいですよね。
だって、懸賞が0本の相撲と50本の相撲の場合、50本の方が力士のやる気が出ます。
それは自然なことです。
そうすると0本の時は手を抜いて、50本は本気でやろうとかなっちゃいません?
賭け事が最近問題になっていますが、競争心を煽るという意味でそれにも少し似ているような気がします。
懸賞なんかなくてもいつも同じ気持ちで同じ実力で戦えるような制度を作るべきと思います。