女優の杉本彩さんが、
動物愛護団体の理事長を務められていることはご存知でしょうか。
20年以上もの間、動物愛護に真摯に向き合ってきた杉本さんの、
祈りや願いがこもった一冊が最近発売されました。
それでも命を買いますか? - ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ - (ワニブックスPLUS新書)
- 作者: 杉本彩
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/03/09
- メディア: 新書
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私はこの本が少しでも多くの人に届いてほしいと思います。
少しでも興味のある方は是非、買ってほしいと思います。
今までどんなに自分が好きなものであっても、
買ってほしいとまで言ったことは無かったと思います。
でも、この本は日本に暮らす人にとって絶対に意味のないものにはなりません。
買ってほしい理由を以下に述べていきます。
どうか少しでも興味をもたれた方は、書店で手に取ってみてください。
動物のために、これから何ができるのか
本書では一貫して動物たちのために何が出来るのかということを、
様々な観点から述べられています。
ペットを売る側の非難だけではなく、
ペットを買う側への覚悟の要求。
道徳的観念の成熟を求めるだけでなく、
法規制のゆるさの指摘。
法改正に立ちはだかる既得権益の指摘。
メディアの悪い部分と、希望に満ちた部分の紹介。
これらの事を新しく知るだけでも本書は読むに値すると思います。
杉本彩さんが実際に行ってきたことの紹介
誰かが同じ方向を向いて頑張っているってことは本当に心強いです。
行政に直談判しているエピソードも複数紹介されています。
これだけ活動すると嫌なことも付きまとうだろうなと思います。
僕たちは杉本さんの活動を見習う必要があると思います。
でもそれだけじゃなくて、
一緒の方向を向いて杉本さんを助けてあげるべきだと思います。
知名度のある方が日本の異常性を指摘してくれているという現状
ペット業界や殺処分の問題について言及する有名人がいるということ。
こんな機会二度とないかもしれません。
正直なところ、本書の著者が杉本さん以外であれば手に取らなかったかもしれません。
それがきっと普通の感覚です。
でも杉本さんの著作であれば手に取ってくれる方もいると思います。
その人がこれまで日本の動物たちの現状に思いを馳せたことが無かったとしてもです。
だからこの本が一人でも多くの人の目に留まるようにしましょう。
そのために私たちがこの本を買いましょう。
amazonでカテゴリ1位を目指して。
町の書店で平積みされることを目指して。
ベストセラーとして様々な場所で紹介されることを目指して。
そのうえで、ブログやtwitterで拡散されることを願って。
杉本さんは本書で、
どんな小さなことでも構わないから行動してほしいと述べていました。
今僕が出来る最大限の動物愛護活動は、この本を広めることです。
これが最初にこの本を買ってほしいとお願いした一番の理由です。
杉本さんの魂のこもった本の力を借りて、
優しい社会の実現を目指しましょう。