東京都のどこに保育園を建てるべきか、簡単なデータビジュアライゼーションで考えてみた。
これを公開するか、まず、どこで公開するか悩んだが、とりあえず、増田に書いてみることにした。
http://hoikuiken.tk/hoikuenheatmap/
まず、この保育園のデータはCode for Tokyoのものです。
Code for Tokyoのチームの人たちは、このデータ作成は面倒だったのではないでしょうか。
がっかりです。
今日、厚労省が追加で公開したExcel形式のアンケートフォームもがっかりです。
保育園の管轄は各市区町村のようだが、保育園のデータを公開している市区町村は少ない。
また、普通知りたいと思うような保育園ごとの情報が含まれていない。
私であれば、まず保育園の定員、歳ごとの定員、時間帯、土日祝日、延長、一時保育できるか、などを当事者は知りたいと思うのだが、それが含まれていない。
辛うじて、Code for Tokyoのデータには定員の総数のみ含まれている。
しかし、少し調べてみると、このデータに記載されていない保育園がいくつか見つかった。
国全体の保育園データは、多分、厚労省が国勢調査等で持っているはずであるが、公開してはくれないだろう。
保育制度や保活のアンケートをWordやExcel形式でメールで送れ、というような国だ。
期待はできないだろう。
いくつか指針は立っており、そのためのプログラムも書いている。
さて、上記リンク先に公開した地図で、赤いほど保育園で預かってくれる子供の数が多い場所なのだが、
個人的には保育園が足りない地帯があるのだろうか?と思うぐらい、保育園は存在するようにも思われる。
もちろん、上記リンク先以外にも、フリーのGISアプリケーションなどを使ったり、ネットで保活の情報交換をしているサイトなどを拝見し、
今回の保育園問題の実態は何なのか、いくつか推察していることはあるが、私は専門家でも当事者でもないため、見当違いかもしれない。
それはまた、別の機会にまとめられたら、と思っている。
「保育園落ちた日本死ね」を発端にした今回の件は、いささか感情的、情緒的な方向に流れすぎてしまっているきらいがある。
敢えて挑発的な言い方をさせてもらうと、
保育園を増やしてほしい、と主張する人たちも、
ほとんどの人たちが、
そして、今まで問題をおざなりにしてきた政治家、公務員たちも、当然、それができていない。
ネットを眺めていると、私より恵まれた学歴、優れた知能を持つ、非常に優秀な人たちがいる。