外相「テロ・過激主義対策が最重要テーマに」
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岸田外務大臣は、来月、広島市で開かれるG7=主要7か国の外相会合を前にNHKのインタビューに応じ、ベルギーで起きた連続テロ事件を受けて、外相会合ではテロや過激主義への対策が最も重要なテーマになるという考えを重ねて示しました。
この中で岸田外務大臣は、ベルギーで起きた連続テロ事件で日本人2人もけがをしたことを受けて、「今回のG7の外相会合で、間違いなく最も重要な議論になると予想されるのが、テロや暴力的過激主義への対策だ。G7各国が協力し、それぞれの強みを生かせるような対策を打ち出していきたい」と述べ、外相会合ではテロや過激主義への対策が最も重要なテーマになるという考えを重ねて示しました。
また、岸田大臣は、核軍縮について、「具体的な成果を出すには、核兵器国と非核兵器国が協力していかなければならず、その触媒となるのが核兵器の非人道性を理解することだ。そのためには被爆地を訪問して『被爆の実相』に触れることが大切だ」と述べ、外相会合の際に各国の外相がそろって広島市の平和公園や原爆資料館を訪問するよう調整を急ぐ考えを示しました。
さらに、岸田大臣は、アメリカのオバマ大統領の広島訪問について、「世界の指導者に被爆地を訪問してもらうことは『核兵器のない世界』を目指す機運を国際的に盛り上げるために重要だ。ただ、オバマ大統領の日程を私から申し上げるのは控えなければならないし、今現在、何も決まっていないと承知している」と述べました。
このインタビューはNHKの国際放送で放送します。また、インターネットの英語サイト「NHKワールドオンライン」で見ることができます。URLは以下のとおりです。http://www.nhk.or.jp/nhkworld/newsroomtokyo/
また、岸田大臣は、核軍縮について、「具体的な成果を出すには、核兵器国と非核兵器国が協力していかなければならず、その触媒となるのが核兵器の非人道性を理解することだ。そのためには被爆地を訪問して『被爆の実相』に触れることが大切だ」と述べ、外相会合の際に各国の外相がそろって広島市の平和公園や原爆資料館を訪問するよう調整を急ぐ考えを示しました。
さらに、岸田大臣は、アメリカのオバマ大統領の広島訪問について、「世界の指導者に被爆地を訪問してもらうことは『核兵器のない世界』を目指す機運を国際的に盛り上げるために重要だ。ただ、オバマ大統領の日程を私から申し上げるのは控えなければならないし、今現在、何も決まっていないと承知している」と述べました。
このインタビューはNHKの国際放送で放送します。また、インターネットの英語サイト「NHKワールドオンライン」で見ることができます。URLは以下のとおりです。http://www.nhk.or.jp/nhkworld/newsroomtokyo/