どうも!管理人です!
今回はこちらの2つの記事を読んだ感想を少々…
【新卒フリーランス】早稲田を卒業したのでキャンピングカー生活始めます - やぎろぐ
新卒フリーランスの若者に思うのは「会社という組織を利用しないのはもったいない」ということ - さようなら、憂鬱な木曜日
新卒での就職を蹴って、フリーランスとして独立を宣言された『やぎろぐ』の八木さん。
それに対して、会社という組織を利用して成長する機会を逃してもったいない…という宮田レイシープさん。
新卒カードについて宮田さんは、こう述べられています。
どうして「新卒カード」にこだわるのかというと、会社の看板や人脈を利用して良い仕事をするにはやはり大きな会社の方がやりやすいし、そういう会社は新卒でしか入れない。
中小やベンチャーだと「その会社でしか通用しないスキル」を磨かざるを得なかったり、忙しさに忙殺されてそこまで余裕を持てない場合が多いからだ。
既卒や中途で入社するというのは、やはり新卒に比べて圧倒的に障壁が多い。
はえー…新卒で大企業に入社するって凄いことなんですね。
管理人は中学を卒業してすぐに、競走馬の仕事をするために単身で北海道に渡ったので、まさに未知の世界。
ただ、結局は〝八木さんがやりたいことが何なのか”によるのかなって思います。
大企業に入って研修を受けて、会社を利用したとして、その先に何があるのか。
そりゃあ色々なスキルは身につくと思います。
でも、そのスキルが八木さんの夢に結びつくのかは疑問です。
就職したとして、今と同じ決断ができるのか!?
例えば八木さんが大きい会社に入って、安定した仕事を得たとしましょう。
独立の機会を虎視眈々と狙いながら、平行してブログも更新するでしょうね。
ブログネタは少しずつサラリーマンのあるあるネタが増えていく。
彼はコンビニバイトをクビになったと言いながらも、きっとなんだかんだ優秀だから順調に出世コースに乗るでしょう。
そうしていくうちに可愛い恋人も出来るはず。
八木さん、イケメンですから。
で、こうして色々と積み重ねていくうちに
自分が積み重ねてきた物で身動きが出来なくなっていく
と予想します。
恋人は、安定を捨ててキャンピングカーで旅をしたがる八木さんを全力で止めるでしょう。
周りの同僚たちも、無謀だと止めるはず。
「せっかく得たこんな安定した暮らしを、何故わざわざ捨てるのか!?」
こんな風に、みんな言うでしょうね。
そのときに彼は、今と同じような決断をできるのか?
私なら無理です。
積み上げたものが無いからこそ、できる決断もあると思います。
今回の一件を、周りの人は〝若気の至りと”馬鹿にするかもしれませんが、こういう勢いってけっこう大事なことだと思うんですよね。
状況が変わって、夢を諦めざるを得ないときがきたとしたら…
八木さんは一生後悔することになるでしょう。
先行者利益という武器
八木さんがキャンピングカーに乗りながら全国を回って、そのなかでどういう情報を発信するのか。
全国のブロガーと対談したりするんでしょうかね。
ブログ以外のメディアに取り上げられることもあるかもしれません。
正直言って、社会人として見たときに、学生バイトしかしたことのない八木さんというのは、ドラゴンボールで言えばサイバイマン以下だ。話にならない。社会に出ても相手にされない。彼が、「仕事するんでお金ください!」と言ったところで、「何が出来るの?」という感想しかない。
宮田さんは「学生バイトしかしたことのない」って言ってますが、八木さんは誰もやったことがないことを、これからやろうとしていますよ!
これって、もの凄い武器じゃないかな??
もし営業職とかに転職したとしても、話のネタとして一生重宝するだろうし。
大企業のサラリーマンとして生かせる武器じゃないかもしれないけど、八木さんはそもそも大企業に入ることを人生の目的としてないと思う。
彼が何を武器にしてフリーと言い出したのか知らないが「物書き」としてやっていこうと思っているのなら、明らかに実力不足だ。彼のブログを読んで、彼を「プロの物書き」として認める人が一体どれだけいるのだろう。
それに「プロの物書き」って何を基準にして定義できるんでしょうね。
別に八木さんは小説家じゃない。
お金を稼ぐという点では充分すぎるくらいに実績があると思います。
やりたいことが出来る環境があり、かつ資金も潤沢ともなれば、挑戦すべきでしょう。
3年間大企業とやらで学んだところで、同じようなブロガーに先を越されたらお仕舞いですから。
キャンピングカーで全国を回るという、八木さんにしかない大きなアピールポイントを潰されかねないです。
そしたら、それこそ就職しなきゃよかったって後悔することになっちゃう。
まとめ
正直他人事だけど、私は八木さんを純粋にすごいなって思います。
電波少年的なバラエティでもいいじゃないですか。
電波少年は、たくさんの人を惹きつける魅力がありました。
サラリーマンブロガーには書けないタイプの記事を書けるというのは、強みになるはず。
この挑戦を、今後どういったビジネスモデルに発展させるかはお手並み拝見といきましょう。
イケダハヤトさんも、私は高知の負け犬とは思いません。
そりゃあ胡散臭いところはあるけど、結果を出しているわけです。
結果を出している以上は、負け犬ではないでしょう。
負け犬だなんて過剰に攻撃するのは、そういう生き方に心のどこかでコンプレックスを抱いているんじゃないかって疑ってしまいます。
ま、サラリーマンは社会保障の面で滅茶苦茶に有利だから、そこは不利だなって思うけど。
失敗したって、いくらでもやり直せる。
これからの『やぎろぐ』を楽しみにしてます!
おわり!!