大阪府警が23人摘発 「韓国人窃盗団」はこんなに危険

日刊ゲンダイ / 2016年3月27日 9時26分

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 総勢23人。日韓混成の窃盗団逮捕のニュースが注目を浴びている。大阪府警などが昨年から摘発を続けてきたもので、住所不定無職の金上煥被告(49)らをスリと空き巣などの容疑で検挙。被害は2004~15年8月まで261件、総額2億2700万円に及ぶとみられている。

「金被告ら8人は昨年3月、ブローカーのつてで佐賀県唐津市に密航。逮捕者23人のうち14人が韓国人と在日韓国人、9人が日本人です。10人が2つの武装スリ集団になり、残りの13人が2つの空き巣集団になった。東北から九州まで広範囲で犯行を繰り返していました」(捜査事情通)

 武装スリ集団はスーパーなどで女性客のバッグを盗み、バレたときに刃物を振り回したり催涙スプレーを吹きかけて逃げる。空き巣はカネがありそうな家を見つけ、留守を確認するや庭に入り、ドライバーなどで窓をぶち破って侵入する。いずれも手口の荒っぽさが特徴だ。

 元兵庫県警刑事で作家の飛松五男氏が言う。

「もともと中国人が荒っぽい方法で悪事を働いていた。それを韓国人が15年ほど前から真似るようになったのです。窃盗グループはマスコミ報道などから貯蓄率が高い地域の情報を入手して“金持ちマップ”を作成。タンス預金をしている家を見抜いて侵入する。毎日ではなく、一日に数カ所を物色してあとは休むというやり方。運転は韓国人だと検問で怪しまれるので日本人が担当します」

 密入国した韓国人の妹などが日本人と結婚している場合、その夫を仲間に引き入れ、身内でグループを形成することもあるそうだ。

「日本人は防犯意識が低いので窃盗団にとって泥棒天国。韓国人の窃盗団は各都道府県に1グループはいるはずだから、かなりの人数になります。彼らは横のつながりが強く、兵庫と岡山のグループが共同で大がかりな泥棒をしたことも。韓国が不景気になるほど密入国してきますよ」(飛松五男氏)

 昨年11月、8人の窃盗団を日本に密航させた韓国人ブローカーが逮捕された。密航の手数料は1人160万~210万円と高額。それだけ日本は稼げる国なのだ。

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