相撲って神事だとか興業だからって理由もあって、白鵬には横綱らしい立ち合いを求められるのもわかるけど、でも変化だって立派な技術なんだよなぁ。
合気道なんていう変化ばかりの武道をやっていたせいか、足の運びや間合いの取り方には見入っちゃうし、繰り返し見て参考にしてるよ。
猫だましのときもブーイングあったけど、あんなものが効くのか効かないのか。それはやってみないとわからないことで、もし効果が無ければ白鵬にとって不利な態勢になるだけ。それを2発打って、しっかり勝ったんだから「効果は無いとも言い切れない」ってなるよね。もしかすると格闘技界に猫だましが普及するときが来るかもしれない。総合格闘技で猫だましやったり、案外それをくぐってタックル合わせられたり、そんな攻防ができて、猫だましの技術そのものが進化したりして。 相撲が他の武道格闘技に影響を与えられたなら、それもまた相撲ファンとしてワクワクしない?
小技や透かし技も楽しもうよ
激しいぶつかり相撲だけでなく、相手の手を土俵につけて勝ちを拾ってみたり、「これは上手いなぁ」っていう小技や奇襲、透かし技などの楽しみな部分を広げられると、もっと相撲をおもしろく見られるんじゃないかな。力士のタイプも「体がデカいだけ、力が強いだけ」みたいなのから「素早い力士、テクニックが豊富な力士」みたいに様々なタイプの力士がが勝ち上がって横綱になれる。そうなったら小兵力士にも夢が出てくるよね。
小兵力士が力技で大きいのを圧倒するのも燃えるけど、なかなかそれは難しい話しになるし、小兵力士が横綱になったときに小手先のテクニックで勝ちを拾っても良いような雰囲気づくりも欲しいな。
内無双という凄い技も使える白鵬
内無双という相手の膝に手を添えて転ばせる技。これは凄く難しい技術で、ぼくもよく練習中に使ってみるんだけど、まぁこれが思ったようには決まらない。こういう技を本番の取り組みでしっかり決められるところに白鵬の凄さがある。
ほぼ無敵の白鵬が全取り組みを「ぶつかって押し出す」というだけの相撲を毎回見せるより、多彩な技や変化、小技を見せてもらえるほうが僕は楽しいな。
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