徳島市長選 新人の遠藤氏 当選

任期満了に伴う徳島市長選挙は27日に投票が行われ、無所属の新人で元民放アナウンサーの遠藤彰良氏が、4回目の当選を目指した現職らを破り、初めての当選を決めました。
新人で元民放アナウンサーの遠藤氏が、おおさか維新の会が推薦し、4回目の当選を目指した現職の原氏らを破り、初めての当選を決めました。
遠藤氏は60歳。地元の民放で去年11月までアナウンサーを務め、今回、徳島市長選挙に初めて立候補しました。
今回の選挙で、自民党は、現職の原氏と遠藤氏に支援が分かれ、遠藤氏は、現職が進める中心市街地に音楽芸術ホールなどを整備する再開発事業の白紙撤回や、教育環境を充実させるため小中学校の教室へのクーラー設置などを訴えました。
その結果、遠藤氏は、自民党の支持層のほか、いわゆる無党派層にも支持を広げて原氏ら3人を破り、初めての当選を決めました。