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消沈、揺らぐ期待 サポーター「降格が心配」

2連敗に肩を落とすFC岐阜のサポーター=長良川競技場で

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 ホーム開幕戦の勝利を信じ、長良川競技場に駆けつけたサポーターは、大敗にがっくりと肩を落とした。試合後、ラモス監督や選手たちには、ブーイングが浴びせられた。

 岐阜市菅生の会社員高垣和彦さん(49)は、肩を落とす選手を横目に「二試合続けての完敗。今季もこんな早い時期から、J3降格を心配しなくてはいけないのか」とため息をついた。

 来場者は、昨年のホーム開幕戦と比べて約四割少ない四千八百九十八人。結局は降らなかったものの、雨が心配されたことも、影響したとみられる。

 試合開始直後のころは、サポーター席からも盛んに声が出ていたが、失点を重ねるにつれ、うつむく人が増えた。前半終了間際にオウンゴールで4点目を失うと、静まりかえった。

 八百津町八百津の会社員岩井繁明さん(35)は「守備の連係が取れていない。(前節の敗戦から)修正してくると期待したのに、まさかここまでひどいとは」とあきれ返った。可児市大森の会社員古山友希さん(24)も「一つ一つのプレーに懸命さが欠けていた」と怒っていた。

(宇佐美尚、田井勇輝)

◆宮田新社長、ハイタッチで来場者を歓迎

開幕戦の来場者をハイタッチで迎えるFC岐阜の宮田社長(右)

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 試合前、長良川競技場の入場口では、FC岐阜を運営する岐阜フットボールクラブの宮田博之社長が、ハイタッチで観客を迎えた。「ようこそお越しくださいました」などと声を掛けた。

 宮田社長は取材に「多くのお客さまにプレーを見て、楽しんでいただけたらうれしい」と話していた。

◆本紙販売店店主ら、特集紙面を入場口で手渡し

 中日新聞は長良川競技場で、FC岐阜の選手や試合日程を紹介する特集紙面を無料で配布した=写真。開場の午後一時半から入場口前で、本紙販売店店主ら二十人が、観客に手渡した。

 特集紙面は一枚で、両面二ページ。受け取った岐阜市鷺山、会社員吉川裕也さん(34)は「新加入の選手が多いので、これを見て全員をしっかり覚えたいです」と話した。

 

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