私が育休を取ったら気づけた9つのことのうち、まず1つ目はこれです。それは…
1. 男性に足りないのはサポートではなく、育児を自分事と捉えること!
まず最初にこのことが言いたい。世の中男女平等が謳われ、女性の社会活躍とともに、男性の育児参画も進んでいることと思う。だが、実際には、まだまだ育児は女性の役割と認識している男性も多く、そして社会風潮もまだまだ進んでいないのではないだろうか。
私自身もそうであり、自分自身では、育休取得前から、残業を減らし、家事を手伝っていたりして、結構サポートしている気になっていたのだが、いざ自分で育児をすると、どれだけ育児に関わっていなかったかがよくわかった。
世の中イクメンブームでもあるが、「手伝う」とか「イクメン」とか、言ってる時点でダメで、どこか他人事な感じがするのだ。もちろん、何も手伝わないよりもよっぽどマシだとは思うが、それで育児していると自負しているとしたら、甚だ論外だと感じざるを得ない。それは、発想からして間違っていて、自分の子を育児するのは、当然のことであり、それをあたかも本来は自分事ではなく、女性の役割と捉え「手伝う」とか思っている時点で、違うのだ。
このことが、男性には大きく欠落していて、「本来女性の役割を、手伝っている俺はイクメンだ」とか思っちゃってる間は、女性の認識とはずっとかけ離れたままなのであろう。そして「結構やってる」と思っている男性と、「全然自分事と捉えてくれない」と思う女性との溝はより深まっていくのであろう…。
続く…。
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