これは東京に住めば住むほど、ますます確信に近づいています。
地元に留まり続ける地方在住者はつまらない
例えば、ぼくは石川県の生まれなのですが、生まれてこの方石川県に住んで石川県で大人になってもずっと過ごしてる、いわゆる「ジモティー」はつまらないんですよね。もう全然面白くない。異論は認めません。
それはどうしてか?お伝えしましょう。
1、スクールカーストが未だに残っている
中学や高校ってイケてるグループを中心にした学校独特の身分制度があるじゃないですか。いわゆるスクールカーストです。
ぼくは中学の時にこのスクールカーストの底辺にいたんですよ。
っで、その後に高校では高校デビューして、クラスで少しは目立つような存在になりました。
しかし、関西の大学に行くことを機会に地元を出たこと、二十歳から大学を中退して上京したこと、この2つの体験によっていかに中高時代のスクールカーストはくだらないモノかを知るようになりました。
しかし、外に出ず、地元にずっと残り続けてるジモティーたちは未だにこのスクールカーストを引きずってるんですよね。
「アイツは高校時代、こんなグループに属していた。だからあんまり関わりたくない。」みたいな過去の幻想に縛られてるんですよ。
なぜなら、地元の人間との人間関係がほとんどなので外出身の人間との関わりが極めて薄いからです。
2、つるむ人が決まっていて、視野が狭い
ジモティーはスクールカーストに縛られてるので、自分と同じくらいのレベル(階級)だった人たちとばかりつるみます。
ですから、必然的に似た者同士しか付き合わないので価値観は偏りがちです。
また、これが致命的なんですけどほとんど人間関係が映り変わらないんですよね。
過去から仲良かった人とは定期的に付き合いの飲みがあって縁を切れないので、人間関係は循環せず、ずっと変わりません。
人の変化は、身を置く環境で起きるモノです。よって、人間関係が循環しないと価値観も変わりようがないのです。
ジモティーは人間関係が変化しないので、何年も何年も飲みの席で同じような話題を繰り返します。
彼らはそれが退屈なことだと気づいてるんですが、それ以上に面白い話ができないのでずっとそのままなのです。
3、田舎を言い訳材料に使う
ジモティーと話すと「田舎だからやることがない」とよく言います。
「退屈だからみんな早く結婚して、子供を産むんだ」と何度聞いてきたかわかりません。
そんなセリフを聞いた時に彼らは本当に無気力な顔をします。
ぼくはそれを見て、いつも心の中で「つまらないな。」と感じてしまうのです。
彼らは常に「何か面白いことが起きないかな」と外に期待してるんです。
どうしてでしょう?七夕で願いことすれば夢が叶うとでも思ってるんでしょうか。
自分で道を切り開かないと何も生まれないんです。
ジモティーはそれに気づいてるにも関わらず、面倒臭がって探求を怠るのです。
そして、「田舎は何もないから」、「仕事を辞めたら親に迷惑をかけるから」、「結婚したから」と言い訳の材料がどんどん増えていき、挑戦を諦め続けるのです。
4、地元の本当の良さが分からない
ジモティーの中には地元最高!とよく声高に言う人がいます。
しかし、彼らは本当の地元の良さをわかっていません。
なぜなら、それはシンプルに地元以外の外に出たことがないからです。
旅行で東京、大阪、沖縄などに行ったことはみなさんあっても所詮は観光なのでその土地の特徴や人柄を掴むには至りません。
やっぱり、違う場所に住まないと地元の良さも本当の意味で分からないのですよ。
実際、高知県で移住者の講演を聞いたことがあるのですが、その講演者も「地元の人より、移住者の方が高知の土地の魅力を理解している人が多い」とおっしゃっていました。
ぼくは東京に合計で8年間くらい住んでるんですけど、田舎にはすごく可能性を感じています。
田舎は東京と違って資源が豊かで、人もいないし、土地も余っている。
大手が参入してるのなんて、スマホとショッピングセンターとコンビニくらいですよ。それ以外の分野は可能性が満ち溢れてるワケです。
まだまだ、田舎の魅力というのは引き出せていないのが現状。
このことに、まさに現地に住んでるジモティーは気付いてないワケです。
これは宝のもちぐされでしょう。
旅行じゃダメ!一度上京すべし。
いかに地元しか知らないジモティーがつまらないか理解できたのではないでしょうか。
というワケで、地元を出たことのないジモティーはとりあえず、地元を出ましょう。
ぼくは東京をオススメします。
やっぱり東京は8年住んでみても思いますが、面白い人が本当に多いのです。
そして、東京は自分が過去に何者であったかはどうでもよくて、どんな人でも受け入れてくれる仕組みになってます。
東京は本当に多様な人種が揃っているので、あなたの田舎で凝り固まった意識をほぐしてくれるでしょう。
ここではスクールカーストで過去に自分がイケてた、イケてないなんて関係ないですから。
実際、ぼくは東京に住んだことで毎年様々な新しい出会いがあり、人間関係も循環しているので毎日がとても刺激的です。
別の土地に住むことで地元の良さにも気づけてくるし、いかに自分が視野が狭かったかと思い知らされるはずです。
ぼく自身も石川県にずっと留まってたら、つまらないジモティーですよ。
たまたま、外に出たから視野を広げれただけです。
地元にずっと居座り続けて、退屈な日常ばかり送らずに外に出ましょう。
月並みな表現になりますが、世界は広いのですよ。
昨日、ゲスブロガーさんも地方でつまらない生活してる人たちに向けて東京経由した方がいいと記事を書いてたんですが、良いこと言ってましたね。
「あ~なんか面白いことないかな~」「毎日同じで退屈だな~」って言う人って、基本自分から動かないよね。
そりゃ立ち止まってて面白いことが降ってくるなんてナイでしょ。
現状を変えたいなら、まずは環境を変えるべきだと思います。
つまらない人間のまま年老いたくないじゃないですか。動きましょう。
わっしょい!