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【ゴルフ】

宮里藍は首位から9位に後退も手応えあり

2016年3月27日 紙面から

第2ラウンド、17番でパーをセーブしガッツポーズの宮里藍=アビアラGCで(共同)

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◇起亜クラシック<第2日>

 ▽25日、米カリフォルニア州カールズバッド、アビアラGC(6558ヤード、パー72)▽晴れ、気温25度、強風▽賞金170万ドル、優勝25万5000ドル▽142選手

 【カールズバッド(米カリフォルニア州)テッド・ムース】初日首位の宮里藍(30)=サントリー=は3バーディー、3ボギーの72と伸ばせず、通算5アンダーのまま。首位まで5打差の9位タイに下がった。野村敏京(23)が69と伸ばし、藍と同じ9位タイに浮上した。横峯さくら(30)=エプソン=は通算1アンダーで29位。宮里美香(26)=NTTぷらら=と上原彩子(32)=モスフードサービス=は予選落ちした。ジェニー・シン(韓国)が通算10アンダーで首位。

 3年ぶりに首位スタートした藍は、前日の生命線だったパットがいまひとつ決まらず。午後からの開始でグリーンが荒れていたこともあり、3メートル前後が入らないシーンが何度もあった。この日は31パットでスコアにつながらなかった。

 インスタートの10番は2メートルのバーディーパットがカップに蹴られ、いきなり嫌なムード。アウトに入り、1番で上からの2メートルを外してボギーにし、4番と6番も3メートルが入らず。2番で奥のカラーからパターで7メートルを沈めたのが、唯一の見せ場だった。

 この日朝に両親が現地入りし、早速コースで応援。父・優さんの「ナイスパット!」の声が何度も響いた。藍は「いきなり18ホール歩いて、倒れないかと心配だった」と娘の顔。「パットは決まらなかったけれど、打ちたい所に打てている。距離感も良かった。(グリーンが荒れて)ぽこぽこ跳ねるのは自分ではコントロールできない」と、ストローク自体には満足し「全体通して合格点の内容。まだまだ週末は何が起こるか分からないので、しっかりとこの2日間積み重ねたゴルフを週末もしたい」と語った。

 

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