台北、マニラ、バンコク!AKB海外新グループをサプライズ発表
AKB48が26日、横浜スタジアムで高橋みなみ(24)の卒業コンサート「祝 高橋みなみ卒業“148・5cmの見た夢”」の初日公演を行い、台湾・台北のTPE48、フィリピン・マニラのMNL48、タイ・バンコクのBNK48の海外3グループを今年中に発足させると発表した。4月8日に卒業する高橋のメモリアル公演だが、本人は27日のみ出演予定だ。
アンコールのトーク中に突然、場内に「ドドーン!」と効果音が響き、スクリーンに「緊急特報」の文字が躍った。続いて「AKB48グループに新たな姉妹グループ誕生!」と発表され、場内は大歓声に包まれた。メンバーにとっても予想外のサプライズで渡辺麻友(22)は「おったまげた~」と目を丸くした。
高橋みなみの後継者として総監督を務める横山由依(23)は、対処法が分からず、戸惑った様子。「驚き過ぎて、ついていけない。3つの海外グループが誕生する…らしいです。ちょっと…びっくりですね」と必死に言葉を振り絞った。6月1日発売の新曲(タイトル未定)で初センターを務める次世代エース候補の向井地美音(18)は「世界に羽ばたくAKB48グループをよろしくお願いします!」とファンに呼びかけた。
日本政府が若者文化を海外へ輸出するクールジャパン戦略の成果もあり、AKB48はアジア各国でも人気を集めている。インターネットの普及が大きな後押しとなり、アジア各国の若者たちは動画サイト「ユーチューブ」などを通じて、日本のテレビ番組やミュージックビデオを熱心にチェック。日本とほぼ同じタイミングで最新情報をキャッチしている。海外の姉妹グループは5つとなったが、さらに増えそうな勢いだ。
この日は高橋の卒業コンサートの初日公演。高橋は不在だったが、同期の小嶋陽菜(27)らが盛り上げた。27日にはコンサート中に卒業セレモニーを行い、AKB48を国民的グループへ押し上げた最大の功労者を盛大に送り出す。
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