開業!「北海道新幹線」効果でイベント目白押し

2016年3月27日6時0分  スポーツ報知
  • 「東北マラソン」の地図

 北海道新幹線が26日、華々しく開業した。スポーツでも“新幹線効果”を期待した大会、イベント開催が目白押し。開業記念でフルマラソンとなる「函館マラソン」(6月26日)は、青森の市民マラソンとタイアップ。「青函圏マラソンラリー」を展開する。バスケットボールNBLレバンガ北海道は、今年7月に函館アリーナでbj青森などとの「函館カップ」新設を固めた。今夏、女子プロゴルフ大会が新設される北斗市でも、東北からの集客を期待する。

 【マラソン】
 「函館マラソン」で新設されるフルマラソン(42・195キロ)は、4000人の定員が今月14日の募集開始から4日ほどで埋まる人気ぶり。北海道新幹線と同じく北海道と青森県にまたがって展開される「青函圏マラソンラリー」(青函圏観光都市会議主催)では、同大会と「八戸うみねこマラソン全国大会」(5月8日)、「AOMORIマラソン大会」(7月3日)、「弘前・白神アップルマラソン」(10月2日)を巡り、抽選で特産品などが当たる。同ラリーの主催者は「第1回の昨年は96人の応募があり、今年は新幹線効果で3ケタ台を期待」と話している。

 【ゴルフ】
 新幹線の新函館北斗駅に近いアンビックス函館倶楽部上磯ゴルフコース(北斗市)では、7月8~10日に、道南エリア初の女子プロゴルフツアー「ニッポンハムレディスクラシック」が開催される。賞金総額1億円で、108選手が参加予定。北斗市経済部観光課では「東北地方から新幹線を利用し、多くの来場者を期待。交流人口が増え、市の活性化につながってほしい」と思いを込めた。

 【バスケットボール】
 今秋開幕するBリーグ1部に参入するレバンガは7月、昨夏完成した函館アリーナで東北のbjチームと「函館カップ」を初開催予定。現在、東北には青森、岩手、秋田、仙台、福島のbjチームがあり、B1には秋田と仙台が参加。すでに青森は同カップ参加の意向を示している。レバンガの橋詰公人CEO(54)は「新リーグでバスケット界がつながり、新幹線で北海道と東北がつながる。互いの強化、ファン拡大につなげたい」と話した。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会
今日のスポーツ報知(東京版)