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【シングル】混濁焦炎ナットゲル(関西シングルFesta使用、S11最終2105) |
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シングルの環境の上位であるガルーラ入りのスタンパ、所謂“対面厨パ”と呼ばれる並びに対してナットレイ+ブルンゲルの並びが強く出られると思い、そこから構築を組んでいきました。 その2匹で圧倒的に強いとは言えないボルトロス、ガブリアス、ゲンガーは構築全体でなるべく打ち合えるように意識しています。
前シーズン環境の構築になりますが、興味を持っていただけましたら続きからどうぞ。
 ・リザードン@リザードナイトX 特性:猛火→硬い爪 185-109-102-x-106-158 →185-155-135-x-106-158 ドラゴンクロー/鬼火/ニトロチャージ/羽休め
至って普通の鬼火羽休めリザードン。ナットゲルの辛いボーマンダ軸にもニトロチャージを積めるタイミングを作って全抜きを狙います。 鬼火を撒くことで後続の耐久をサポートをでき、ある程度サイクルを回す耐久も確保できていたのが構築にかなりマッチしていたと思います。構築で重めなランドロスやマンムーにもある程度強く出られる点もgood。 誘って倒すポケモンなので刺さってると多く感じて当然なのでしょうけれども、非常に使っていて強力に感じました。
 ・グライオン@毒々球 特性:ポイズンヒール 179-116-163-x-106-136 地震/ハサミギロチン/守る/身代わり
至って普通のグライオン。ナットゲルの並びで辛い毒守ヒードランやギルガルド、耐久ファイアロー等に対してある程度強く、申し訳程度に地面や電気の一貫を切ることができる、という点から採用しました。 今まで好んで使っていた受けループではこの子を起点にガルーラで崩されるといったことが多々あったのですが、ブルンゲルを採用したことでそれらのネックが解消されとても心強かったです。 麻痺だけでなく鬼火や宿り木等の定数ダメとまもみがの相性は言うまでもなくバツグンで、今回の構築でも大活躍してくれました。 HDファイアローの台頭で控えめヒードランが増えてしまっているのでもう少し特殊耐久を厚くしたいなとここ最近は思います。
 ・ポリゴン2@進化の輝石 特性:ダウンロード 191-100-114-125-159-72 恩返し/冷凍ビーム/放電/自己再生
ボルトロス、ゲンガー、ガブリアス、と打ち合え、ボーマンダ入りやゲッコウガにもある程度打ち合える点から採用。ナットレイを崩してくるようなフェアリーやウルガモスとも打ち合いたかったので生意気HD。 ゴツゴツメットを持ったニンフィアやゲッコウガをちらほら見かけるようになったので、役割対象だと思って突っ張ったら痛い目を見たなど、といったことが増えてきて多少気にはなりますが、それでも広い範囲と打ち合えることから強力なポケモンに感じます。 物理ノーマル技が空元気ではないのは本来の見たい相手に対して打点が足りなくなるのが嫌だったから、電磁波ではなく放電なのは挑発で妨害されない点と、後出しされやすいスイクンやギャラドス等に負担をかけられる点を強力に思ったからです。
 ・ブルンゲル@食べ残し 特性:呪われボディ 207-x-134-105-125-80 熱湯/鬼火/自己再生/祟り目(オフではシャドーボールに変更)
今回の軸の内の1体であるポケモン。ガルーラとバシャーモに対してかなりの強さを誇ることから採用を決めました。ヤドランではグロウパンチを透かせないのでダメです。 耐久値は本当にギリギリで、振り切ってもガブリアスの逆鱗やガルーラの地震をギリギリ2耐えする程度なのですが、特性の呪われボディがとにかく強力で、発動してしまえば有効打が1つしかない相手を詰ませられることもよくあります。 接触技でなくても発動し、ブルンゲルが場を離れても金縛りは残るので、体力がほんの少しでも残っていればクッションで使うことでワンチャンを掴めることもありました。 鬼火を採用したことによって水技は波乗りも選択肢に入ってきたと思いますが、氷状態による事故をある程度防げる面から熱湯を採用しました。とりあえず殴って後出ししてくるポケモンに負担をかけたいといった時に30%のおまけが付いてくるのも魅力です。 祟り目は状態異常とシナジーがかなり強いですが、後出しされるH振りメガゲンガーを確2にできない事に後から気付きオフではシャドーボールで使用していました。 物理受けですが主に接触技を撃ってくるガルーラからの攻撃を受けることがあまりないので、持ち物は耐久力の底上げができる食べ残し。 水タイプだけに耐久を水増し・・・ふふっ
 ・ナットレイ@ゴツゴツメット 特性:鉄の刺 181-116-193-x-142-22 ジャイロボール/種マシンガン/宿り木の種/眠る
今回の軸のもう1体の方のポケモン。シーズン後半から増えてきた毒まもスイクン(ノイクン)を含めた全ての型のスイクンを見るために種マシンガンと眠るを採用した個体です。 残る2つの技は、微量ながらも貴重な回復ソースとなりパーティ全体の耐久力の低さを補える宿り木の種、後出しされるであろうポケモンに対してかなりの負担をかけれるジャイロボールをチョイスしました。 ボルトロスには気合玉や悪巧みで崩されてしまい強いとは言い切れませんが、後出し時のジャイロボールやサイクルを回す中での定数ダメージで他の圏内に入れるなどして誤魔化していきます。 持ち物は投げることの多いガルーラやマリルリ、ボーマンダに対して負担をかけられるゴツゴツメット。
 ・ローブシン@突撃チョッキ 特性:根性 207-198-121-x-96-67 ドレインパンチ/マッハパンチ/れいとうパンチ/岩雪崩→岩石封じ
マンムーとある程度殴りあえる、悪の一貫を切れる、大体の型のボルトロスと打ち合える、オニゴーリに対して多少とはいえ抵抗できる、等の点から採用しました。 悩ましい2枠の技ですが、ガブリアスとある程度撃ち合いたかったのと後出しされやすいボーマンダに撃ちたかったため“冷凍パンチ”を、リザードンやウルガモス、後投げされやすいファイアローに刺さる“岩雪崩”(S関係を弄れる点を評価してオフでは岩石封じに変更)の2つをチョイス。 ゲンガーとは叩き落すを採用していない関係上あまり戦えませんが、電磁波などを受けに行くことは多々あったので特性は根性。
辛かったポケモンは鬼火で誤魔化せず広範囲と撃ち合ってくるローブシンやリザードン、誤魔化しの効きにくい特殊高火力など。 後投げされやすい子が多く、後投げできる子がほぼいないメガヘラクロスも相手にしていて非常に辛かったです。
ガルーラ入りのスタンには想定していた通りに強く出られたので、そこで勝ちを重ねられたのが大きかったと思います。
レートでは自己最高である2100超えを達成することができたのですが、オフでは対策が甘え気味になっていたマンダ入りにボコボコにされてしまい、オフとレートの環境の違いを知ることができ、また特定の並びだけをメタっているだけではオフのように勝率ではなく勝ちを求められる環境では勝てないのだと改めて思い知らされました。
シーズン12は投げガルーラや零度スイクンが来ると聞き、サイクル系構築を使う身としては危機感しか感じていません。 ですが、メタのメタを考えたりするのもまた面白かったりするので、どのような環境になるのかがとても楽しみです。 どうなるかは分かりませんが、来期も楽しんでいきましょう!
駄文でしたが最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

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| プロフィール
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Author:華音
考えることの苦手な人の、完全感覚Feeling系ブログ。
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