ジカ熱 性交渉で感染も 対策の徹底を
k10010458131_201603271306_201603271307.mp4
中南米を中心に感染が拡大しているジカ熱については、性交渉による感染が疑われるケースが相次いで報告されていて、日本の専門家は「流行地に行く人は性交渉による感染も起こりうると考え、パートナーが妊娠している場合は対策を徹底することが必要だ」と指摘しています。
中南米を中心に感染が広がるジカ熱について、WHO=世界保健機関はこれまでに性交渉による感染が疑われる事例がアメリカやフランスなど5か国で報告されているとし、性交渉による感染は想定よりも多いとの見解を示しています。
また、アメリカのCDC=疾病対策センターは26日、新たな指針を発表し、男性が流行地から帰国した際にはパートナーが妊娠していない場合でも、男性にジカ熱の症状がある場合は少なくとも6か月間、症状がない場合でも8週間は性交渉を控えるか、コンドームを使用することを考えるべきだとしています。
感染症の問題に詳しい長崎大学熱帯医学研究所の森田公一所長は、「性交渉による感染についてはその頻度などについて、十分な知見が得られるまでは、起こりうるものとして考え、パートナーが妊娠している間はコンドームの適切な使用など対策を徹底する必要がある」と話していて、今後、リオデジャネイロオリンピックを前に流行地のブラジルなどを訪れる人について、注意が必要だとしています。
また、アメリカのCDC=疾病対策センターは26日、新たな指針を発表し、男性が流行地から帰国した際にはパートナーが妊娠していない場合でも、男性にジカ熱の症状がある場合は少なくとも6か月間、症状がない場合でも8週間は性交渉を控えるか、コンドームを使用することを考えるべきだとしています。
感染症の問題に詳しい長崎大学熱帯医学研究所の森田公一所長は、「性交渉による感染についてはその頻度などについて、十分な知見が得られるまでは、起こりうるものとして考え、パートナーが妊娠している間はコンドームの適切な使用など対策を徹底する必要がある」と話していて、今後、リオデジャネイロオリンピックを前に流行地のブラジルなどを訪れる人について、注意が必要だとしています。