ミルフィ(トレーナー)

みるふぃ

アニメ『ポケットモンスターXY』の第25話に初登場したライバルキャラクター

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目次[非表示]

1 概要

2 手持ちポケモン

3 関連タグ

概要

CV:林沙織(XY25話)→真堂圭(80話以降)
自作のポフレに慢心している少女。
手持ちのペロリームがセレナが作ったポフレを食べてしまった事がきっかけで一行と知り合う。
その時「ペロリームがまあまあだって言ってる」と言った事、お詫びとしてあげたポフレが一行のポケモン達に好評だった事でセレナの怒りを買い、ポフレコンテストで対決する事になる。普段は温厚なセレナが（ロケット団を除く）第三者の言動で激怒したのは彼女が初めてである。

初対面であるセレナに対して暴言ともとれる挑発をした上に、その後の反省や彼女に対する謝罪描写も一切なく、「お詫び」の名目のもとタイミングを計ったかのように自作のポフレを引き合い出したり、自分から喧嘩を売っておいていざセレナから突っかかれると逆切れするなど、顔つきからも分かるようにかなり性悪で礼儀知らずな性格。
ちなみにセレナのポフレを酷評したり「ポケモンの好みに合わせるのがポフレ作りの基本」等と言ったりと何かと鼻にかけた態度をとっているが、特に受賞歴があったり百戦錬磨の天才ポフレ少女の位置づけもないため、ミルフィ自身に特別な才能はなく、また努力している描写もない。
実際セレナには尊大である反面ポフレ大会やトライポカロンの結果は引き分けか大敗といまだに勝利した明確な描写は存在せず、セレナの引き立て役に回されることが多い。
サナやネネと違って最初からポケモンパフォーマーをめざしていた訳ではなく、「ポフレ作りが得意」という以外に目立った才能もなく、セレナのライバルの中では最も将来の目標が不明瞭なキャラクター。

主人公に友好的なキャラクターの多いアニポケXY編においては珍しく過激なキャラであり、どちらかといえばDP編のウララやBW編のラングレーに近しいタイプ。

ロケット団の妨害によって木の実が入手できなくなると共に森へ木の実を探しに行き、最終的にはセレナが譲歩してあげる形で関係は多少軟化した。
なお、ポフレコンテストの方は両者共に決勝まで行ったものの優勝を逃し、優勝以外の順位付けもされなかったので決着はつかなかった。

ラストでは「ボーッとしてるとサトシをもらっちゃうわよ」とNTR宣言ともとれる発言をセレナにしたが、サトシに惚れたような描写が具体的になかったため本気だったのか冗談だったのかは長い間不明だった。第80話でサトシへのアプローチ描写が全く見られなかった割には「あっちの対決(サトシの恋愛対決)は負けないから」と発言しているあたり、興味本位でセレナの恋路を弄んでいるだけかもしれない。また、出会いがしらイメチェンしたセレナに対し「サトシに振られちゃったとか？」と、ロケット団よろしく「断髪=失恋」という時代遅れなことを尋ねている。実は非常に婆臭いセンスの持ち主だったりする。
担当声優である林沙織女氏のある問題の件もあり、再登場は絶望視されていたが、担当声優が真堂圭女史に変更された上で、7月2日放送の80話に再登場した。
この回では新たにニャオニクス(♂)が手持ちに加わっている。
トライポカロン・フウジョ大会ではセレナと再会もまもなく挑発をぶつけ精神的な攻撃をはかるも、当のパフォーマンスシーンの大半がスルーされた挙句、最終審査でセレナに信じられないほどの大差で敗れており、滑稽とも思えるほどの噛ませ犬っぷりを披露してくれた。

XY&Z編19話ではトライポカロン・マスタークラス・グロリオ大会への出場を果たしている。
当初はサトシに対し「どっちを応援する？」「ちょっとは進展したの？」といったきわどい質問でセレナをやきもきさせたりと、いつも通りの調子を見せていた。(ちなみにサトシは両方応援すると答えたが、セレナを引き合いに出されると自信満々に「セレナを応援するぜ」と断言した)
初戦からセレナと当たり「お互いに恨みっこなしよ」と強気な姿勢を見せていたが、結果はセレナに圧倒的な票差をつけられて敗退してしまう。
悔しさに耐えきれず涙をこぼすが、それでも気丈に「絶対クイーンになりなさいよね」とセレナにプレッシャーを与えた。

ポフレ大会(最終審査敗退)、トライポカロン(フウジョ大会最終審査敗退・マスタークラス初戦敗退)、ポケモンバトル(セレナのニンフィアに完敗)、更にはサトシからきっぱり振られる等、数々の場面でセレナを挑発し見下してきたミルフィだが、結局最後まで一度としてセレナに勝利することなくその役目を終えることとなった。この部分は、DP編のウララによく似ており、ライバルとしては全く良いところ無しである。