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ブルー・ファイア「夕陽のはてに」

ロカビリー歌手のフランツ・フリーデルが在籍していたというか
バックバンドとしていたグループで、GS時代になる前は麻生京子
(後のフラワーズの麻生レミ)がリーダー&ギターで在籍して
いたエレキバンドだった。
さらにその前はロカビリーのファイヤーボールというバンドであり、
何気に結構歴史がある。

フランツは元々GS化する前のブルーコメッツの専属歌手であり
彼が独立する際にこのバンドをバックバンド化したもの。
1967年9月にCBSコロムビアから「夕陽のはてに」をリリース。
ブルーファイヤー「夕陽の果てに」


橋本淳・すぎやまこういちのGS黄金コンビによるもので、
レーベル・プロダクションともブルコメと同じということで
(おそらくプロデューサー・ディレクターも同じかと思われる)
まるっきりのブルコメ節。
大げさなくらいのドラマチックなストリングスから始まり、勇壮な
メロディでセンチメンタルな歌詞が歌われる。
珍しいことに、ワンコーラスが2回歌われる。つまり2番の歌詞がない。
フランツのヴォーカルは、(外国人だから当然なのだが)コブシが
ないため適度に歌謡曲臭がなく、やはりどこか異国情緒が見える。
B面も「恋はやさしい」はA面よりバンド色が強い。おそらく彼ら
自身の演奏によると思われるが、ずっとバックに鳴り続けるオルガン
をはじめとした音のスカスカ感がたまらない。実際のライブでは
こういう音をさせていたのだろうな、と思わせる。

それなりにヒットしていたようだが、その前にフランツが吹き込んで
いた「ドゥー・ユー・ノウ」がヒットの兆しを見せ始めたため、
これもおそらく事務所の意向であっさりとバンドは解散、
フランツは再びソロ歌手として活動を始めてしまう。
なんか非常にもったいない扱いのバンド。
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Author:くらげ
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