「夫のことを信頼して、一歩下がって見守れる」
結婚したばかりの頃に夫婦関係に悩んだ経験から、今はそんな愛され妻を目指しているわたし。
でも、息子の一時退院でわたしが自宅に戻ってからは、
夫についつい口出しをしてしまうことが増えました。
別々に暮らしていた時には見えなかった
相手のささいな一挙一動が気になって、ついつい口から言葉が出てしまうんです。
過去にはこんな記事も書いてるのに。
わたし自身が全然できていないなぁ、と大きく反省。
さっそくこの記事に書いたとおり、
「すぐに言い返さない」ことをもういちど意識しはじめてみると、気づいたことがありました。
夫をコントロールしたくなるのは、なぜ?
夫の言動に「カチン!」ときた時。
口から出そうになる感情的な言葉をとりあえず飲み込んで、黙ってみる。
行き場を失って体の中で暴れまわる「イライラとムカムカ」をなんとかやり過ごして…
心が冷静さを取り戻した頃に湧いてきたのは
「わたしはなぜこんなにも夫をコントロールしたくなるんだろう」
という疑問でした。
夫のいうことやることに、いちいち反応して
「なにいってるの?そうじゃないよ」
と相手の行為を否定すること。
きっとその時のわたしの中には
「夫がこうしてくれないと、大変なことになる。」
という「怖れ」に基づいた思い込みがあるんじゃないかと。
実際は、口を出さず夫の好きなようににやらせてみても
大変どころか、良い方向に行くことばかりだということも
今までの経験でよく分かっているはずなんですが。
相手の言動に目を向けるより、それに反応した自分の心の中を観察する
「夫をコントロールしない方が上手くいく」
ということは今までなんども実感していながらも、それでも夫の言動に感情が反応してしまう時。
それは、夫に根本的原因があるのではなくて
わたし自身の心の中に「怖れ」や「迷い」があるからだと思うんです。
だからそんな時は
夫の言動に条件反射で言い返すよりも、
まずは黙って、それに反応した自分自身の心の中を観察してみる。
「あ、わたし今イラっとしたな。」
「夫の言葉のどこが気になったんだろう」
と自分の内側に問いかけてみると、自分との対話が進みます。
わたしの中に居座っている「怖れ」と向き合う
そうやって自分との対話を進める中で、
わたしの中に居座っている「怖れ」が何かを突き止めることが出来ました。
これからの人生、仕事やお金とどう向き合っていくか。
今、それを考えて一歩ずつ進んでいるところですが、
息子との病院暮らしから自宅に戻り、家族以外の人と話す機会が増えたことで
自分自身では「これで大丈夫!」と確信しているつもりでも、
周りの人の価値観に引きずられて、
「本当にこの道でいいんだろうか」
という怖れと迷いが、わたしの心の中に少なからず生まれていたのです。
その自分自身への怖れや迷いが、「夫の言動」というフィルターを通して
わたしの表面に出てきていたんだということがわかりました。
それが分かればコントロールすべきは夫じゃなくて
自分自身の心の持ち方と行動なのだということも分かります。
わたしの場合は「頭で考えてばかりで行動が足りない」という自分への負い目が、
人の価値観に引きずられたり、未来への恐れや迷いを生みだしているわけで。
なので頭でばっかり考えず、もっと単純になって。
「やってみたい」と思ったことは、
すぐにできる小さなことからどんどん行動に移していこう
と決めました。
そしてそう決めると、肩の荷が下りたように楽になりました。
パートナーは自分自身を映す鏡
「夫婦は鏡のようなもの」
とはよく聞く言葉ですが、本当にそうだなと思います。
以前書いた記事でも紹介した、バシャールの本にも書いてありましたが
夫の言動から生まれる自分の感情をしっかり観察してみると
思ってもみなかった(本当は分かっていたけど気づかないふりをしていた)
自分自身が顔を出すことがあります。
そういう意味で、
「パートナーは自分自身を映す鏡」だと言えると思います。
だからこそ、その場の感情だけで先走って夫婦バトルするよりも、
そこから得られる気づきを、
自分とパートナーシップのために活用していきたいですね。
なーんて偉そうなことをいっていますが
わたしもまだまだ修行中の身。
3歩進んでは2歩下がりながらも、
1歩でも多く前に進んでいけたらと思っています。
▼「愛され妻」を目指すわたしの、 今までの奮闘の記録
愛され妻になろう!当ブログの「サレンダード・ワイフ実践記」記事まとめ
▼モノも心もシンプルにして、豊かな生活を。
▼いろんな夫婦、家族のカタチ。