「買おう、買おう」と思ってなかなか買えないものがあります。
それは”Kindle Paperwhite”。
先日は家電量販店の店頭で何分間もいじっていたのにかかわらず、結局買いませんでした。
ネット上での評価も高い商品で、実物を見ても軽いし文字もきれいですが、どうしても受け入れられないのが、ページの切り替わりで一瞬文字が二重になるところです。その瞬間に目の奥が痛むような感覚があるのです。
本当は「ミニマリスト」の考え方で、「家の中に本はなく、すべてKindle Paperwhiteに入っている方がかっこいい」と思いますが、こればかりはアラフィフゆえの生理的なものなのかもしれず仕方がありません。
『セミリタイア生活』では、本にかけるコストは0円が理想です。図書館で借りれば、お金は発生しません。
しかし図書館だと読みたい本が貸出中のことも多く、その本を手にするまでどうしても時間がかかります。
現在の「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」においては、「本を手にいれるコスト」よりも「自分の好奇心」を優先させています。「読みたい」と思ったら、なるべく早く入手することを考えます。本屋で新刊を買うこともあります。
定期的な収入がなくなり、本格的な『セミリタイア生活』に入ったら、いくら好奇心を満たすためといっても、そんなに簡単には新刊本を買うことはできなくなるでしょう。本の買い方の“ルール”を定めた方がいいかもしれません。
まず読みたい本があったら、必ず最初に「図書館」の在庫を確認する。
もし貸出中や予約数が多く入手までに時間がかかりそうな場合には、ネットで中古本の価格を調べて、納得できるものであれば購入する。
その時点でベストセラーであれば、ブックオフで買うことも検討する。
本屋で新刊を買うときは、その場で買わず、一日以上日を空けてそれでも欲しければ翌日以降に買う。
新刊で買って手元に置いておくほどの内容でなければ、必ず中古本として売却。
Kindleは、本がワンクリックで買えてしまうため、先の“ルール”が守られなくなる可能性が大きくなります。
「新刊を買うよりも若干安いコストで、読みたい本が即時に読める」システムですから、そもそも「『セミリタイア生活』で本を手にいれるコストを下げる」という趣旨に合いません。
その意味でも”Kindle Paperwhite”を買わないのは『セミリタイア生活』を考える上ではよかったと自分を納得させています。
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