午後からだったか、何時か詳細な時間は覚えていないが脳脊髄液減少症の被災労働者から電話があった。
当職のクライアントは、全員当職の携帯電話番号を知っているが、日中は殆ど事務所にしか電話を架けて来ない。当職が多忙であると慮っていてくれるからと考えている。
当職も急ぎでなければ、当職は(事件依頼を専門とする)弁護士ではないので、夜か土・日にお電話をして頂ければゆっくり話もできるが、通常は社労士であくまで顧問先会社がメインの業なので、緊急を要する事柄意外は平日の昼間に携帯電話に電話をして貰いたくないし、その旨はクライアントにも言っているので、事務所にお電話がある。
事務所にいて、来客がいなければ当然に代わるし、本当に緊急の要件であれば日中でも打合せをしていても、携帯電話にでも出る。そこは、当職がクライアントの皆様によくよく説明している。
今日の電話は新年の挨拶と、それから岡山労働基準監督署から12月3日に、偉そうに担当者から打ち切りにするからといったのに未だに何の書面も送付して来ないので、どうしたら宜しいでしょうかという相談であった。
11月末に遡って9月末で切ると平然と抜かして、いやもとい仰って、その根拠が主治医の意見書だと言うのであるが、その主治医は、10月と11月の休業補償請求の医師証明印に証明して下さっていて、当職らは監督署の受理印が押印された控えまで、保管しているのである。
どう、監督署が決着をつけてくれるのかが、見物である。
被災労働者には、安心して私と玉木弁護士に任せておくように!と言ったのであるが、被災労働者が、
「僕のことを書いてくれている久保先生の掲示板上での投稿が、一番になっていました!」
と言われるのであるが、それは、何なに?どうやって見るの?とも思ったが、当職には関係ないので、誰が観ようが見まいが、真実を投稿し、社労士読者の皆様に訴えているだけであって、行政が誤っているから誤っていると言っているだけであり、当職の業や、考え方には些かの影響はない。
それでも、業務中の災害で、この度孝三さんが一早く身体障害者手帳も取得してくれたのである。
そんなに重篤なのに、よくも労災給付を打ち切ると言ったなという、当職は士業者としての公憤しかないのである。
当職と玉木弁護士が、最高裁までも闘ってやると本当に激怒した口調で言ったので、思慮の浅い労災課長が上にお伺いを立てているのだと考える。裁判になれば勝てるかとか、偉そうに12月3日に担当者如きが、
「もう、労災給付は打ち切りますから、気に入らなければ不服申立てでも何でもしてください。」
と被災労働者に対して抜かして、いや仰ったのである。
当職らとしては、彼らが伝家の宝刀としている主治医の意見書を持って9月末に遡って、労災給付を打ち切ると抜かして、いや仰っているんですが、その同じ主治医から10月と11月の休業補償の証明を貰って、監督署の受理印まで押印して頂いている控えの書面が、当職が保管しているのですが、どういうご回答を頂けるのですか!?
被災労働者は、人生が架かっていて、未だ重篤な症状である。
悪いけど当職は、金銭の為にスポットの事件はやっていないんだよ。
社会貢献の為にやっていて、そうじゃないとできるものか。全て成功報酬のみでやっている。
それでも、ここも社労士の真骨頂と思ってやっているのである。
金、金、、そりゃあ生活もあるから、金銭に拘泥するのも分かるけど、しかしながら、当職は玉木弁護士と一緒にやっている事件で、業として金銭に換算したことはない。己の度量で顧問先を開拓して、それでも社労士として、依頼があるスポットの事件についても尽力したい。
金儲けするなら、事業家になれば良い。
当職は、士業者として類稀な事件の依頼が来て、そしてクライアントに寄り添い闘うことに生き甲斐を感じている。
クライアントを絶望の淵から、救い出してあげることこそが士業者の役目であると考える。
しかしながら、売れれば売れるほど、難しい事件の依頼が来て、正直言って勝てなかったこともある。
裁判所は何を見てるんだ!と憤ったことも度々あるが、最近ではそれも達観してきた。
玉木弁護士にも、
「先生、良くこんな中で闘っていますよね。私は、社労士で良かった。」と何度言ったことか。
三権分立は皆様も御存知と思うが、司法、行政、立法より確かなものは、この成熟した日本国民の世論であり、
また、立法は経済界の力なくしては当選もできず、司法も後追いであるが世論に突き動かされ、全てが民度で動かされているということである。
またまた、話は大きく脱線したが、当職は大企業であろうと、一般クライアントであろうと、思いは同じということで、懸命に尽力するばかりである。
当職は、何事にも適当に済ませたくない!
たった一度きりの人生である。折角天職であると社労士人生に邁進しているのであるから、子もおらず、母だけを気にかけていれば良いだけの人生である。
母もお蔭さまですこぶる元気で、現在は姉と一緒に暮らしているので安心です。
父は63歳で交通事故で即死しましたので、親孝行もできずと後悔しています。通勤災害でした。
当職らが絶対に勝てるとは思っているわけではないが、今回の岡山労働基準監督署の対応はあり得ないと考えている。
負ける道理がない。審査官、審査会で排斥されても行政訴訟では、敗訴する道理がない。
それよりも被災労働者は、重篤な症状が変わらず本当に悲惨な状態である。
可哀相で堪らない。それでも、労災で「脳脊髄液減少症」と認められたので、前の労災課長は良かったが、今回の労災課長は当職が抗議をしている最中に、「静かにしてください!としか言えません。」と抜かした、いえ仰ったのである。
当職の地声が大きいのは周知の事実であり、皆様が知っていることである。
当職の質疑に応えられないと、そういう抗弁を抜かす、いえ仰るのである。これが、岡山労働基準監督署の労災課長の抗弁である。当職の質疑には一切答えられず、当職と玉木弁護士に最高裁までも闘うからなと言われて、被災労働者に対して担当者が、「打ち切りますから、気に入らないならなんでもやってください。」と12月3日に通告してきて、現在1月5日であるが、何の通知もないのである。
岡山労働基準監督署は、何をやっているの!?
言ってることと、やっていることが全然違うじゃない。貴方達、信義則に欠けているでしょう。
当職は、とことん最後まで突き詰めるからね。
主治医の休業補償証明があるから、これからという話であれば、当然に紛争は好んでいないから話し合いには応じますが、それ以外は審査請求、再審査請求、行政訴訟と普通に進んで行きますから。
社労士を舐めるんじゃないよ!!
どうせ、新任の労災課長が社労士如きが、何もできないって思われていたんでしょう?
労災課長も担当者も態度悪いし能力も無く、全く説明できないし最悪であった。
当職は自身の意見が通らないから、公憤を覚えているわけではない。
先般、2課しかないのであるが、労災自殺について不認定の電話がもう一人の労災課長よりあったときは、普通に当然であるが受け答えをしている。
ちゃんと筋を通して当職にもお電話頂いたし、且つ監督署の見解も聞いた。
一応当職の意見も述べたが決定事項であるし、後は法的手続に即して進めるだけである。
しかしながら、争点について詳細な説明はして貰ったと考えている。
当職とて、当職らの見解と異なったからと言って、強く大声?で監督署で主張することなどあり得ないのである。
当職は、岡山労働基準監督署と今一度、真摯に話合うことを求める。
このまま押し通せば、どこまでも進んで行く。脅しではない。当職も玉木弁護士もそういう士業者ではない。
当職は今現在もクライアントから、1円の金銭も受け取っていない。銭かねでやっているのではない。
被災労働者の人生を考えて、闘っている。
縁あって顧問先の業務中災害で当職と知り合ったが、一端士業者として引き受けた以上、自分が思う通りにやる。
当職は労働者の事件では今回のように木っ端に監督署をこきおろすこともあるが、経営者側ではお願いすることも多々ある。それでも、そこは全て是々非々である。法令遵守に則り、曲がったことは大嫌いで、当職は現在でもトップセールスに戻れると思っているので、顧問先や行政に媚びを売ってまで、士業者を続けたいと思っていないのである。
要は士業者としての、覚悟であると考えている。
当職は、どんな大企業にでも迎合しない。魂を売るくらいなら社労士をいつでも辞める覚悟はある。