国会が警備強化 ペットボトルなどの容器を検査

国会が警備強化 ペットボトルなどの容器を検査
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世界各国でテロ事件が相次いでいることなどを受け、国会はガソリンなどが持ち込まれるのを防ぐため、ペットボトルなどの容器に可燃物が入っていないか調べる検査を始めました。
世界各国でテロ事件が相次いでいることに加え、去年走行中の東海道新幹線でガソリンをかぶって火をつける放火事件が起きたことなどを受け、国会はガソリンなどの可燃物が持ち込まれるのを防ぐため、警備態勢を強化しています。
参議院では今月から、国会議事堂に見学や傍聴に訪れる人や業者などを対象に、これまでのエックス線や金属探知機による手荷物検査に加え、ペットボトルなどの容器に可燃物が入っていないか調べる検査を始めました。
また衆議院でも、国会議事堂に入る人に加え、議員会館に面会などで訪れる人も対象に、5月から参議院と同じ検査を行うことになりました。
衆参両院の事務局は「入館者には手間をかけることになるが、安全対策に協力してもらいたい」と話しています。