最大規模の日本酒祭り=79蔵元が出展-ソウル
【ソウル時事】韓国ソウルの大型展示施設で26日、日本各地の地酒が試飲できるイベント「ソウル・サケ・フェスティバル 2016」が2日間の日程で始まった。在韓国日本大使館と韓国地酒輸入業協会中央会の共催で、北海道から沖縄県まで79の蔵元が出展し、海外での日本酒試飲行事としては最大規模。約300種類の酒を味わえる。
出展した各蔵元の担当者は今回のイベントをきっかけに、韓国で自社製品が定着することに期待を込めた。仙台伊澤家勝山酒造(仙台市)製品の輸出を担当している山内真智子さんは「韓国でも非常に高い人気を得ている。まだまだ(販売を伸ばしたい)」と意気込んだ。南部美人(岩手県二戸市)の平野雅章さんも「少しずつ韓国の人々に広めていければ」と抱負を語った。 【時事通信社】