おおさか維新の会は26日、今夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)に俳優城田優(30)の兄で、元広告代理店社員の丹羽大(にわ・だい)氏(39)を擁立すると発表した。同党は初の定期党大会を大阪市のホテルで開き、今夏の参院選の公認候補4人を追加発表した。
丹羽氏は中国の名門大学として知られる復旦大(上海市)を卒業。大手広告代理店の系列会社の北京支社で勤務し、主に自動車の宣伝を担当していた。「自分が責任を持って新しい日本を切り開いていきたい。クライアントではなく国民に対して命をかけたい」と出馬への思いを語った。
長身のイケメンの丹羽氏は男3人女2人の5人兄弟の長男。テレビドラマ、ミュージカルなどで活躍する弟の城田には出馬を明かしたが「初めは冗談だと思っていたみたい。本気だと知って驚いていた」と話した。
政治家を志すきっかけとなったのは同党の法律政策顧問を務める橋下徹前代表(46)。この日、橋下氏は党大会には出席しなかったが、丹羽氏は「橋下さんの改革に感銘を受けた。改革をずっと見てきた」と語った。