アニメ感想殴り書き！！

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2014年 12月04日

アイドルアニメにおけるマイクの存在について

アニメ

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プリパラ２２話のライブシーンを無限リピートしているときにふと気が付いた
そういえば最近のアイドルアニメでマイクってあまり見かけないような・・・
ということで気になったのでちょっと調べてみた

THE IDOLM@STER
アイドルアニメといえばコレ。だけどダンスありのライブシーンではマイクは使われていない。


歌うことに重きを置く場合はマイクが使われる。

ラブライブ！
ラブライブはシングルCDにシングル曲のライブPVが収録されるくらいライブに拘りがある作品だけど、こちらもマイクはほとんど使わない。
シングル曲のPVでマイクが使われたのはたぶんこのシーンだけだろう

もぎゅっと“love”で接近中!２回目のサビまでマイクはなかったのだが、最後の大サビで突然スタンドマイク出現

そして投げる


アニメ本編では２期のLove wing bellのときくらいか。しかしこのときはダンスなし

プリティーリズム

この作品はスケートで滑りながらだったりポンポン持ってたりするので、そもそもマイクなんて持てないかｗヘッドセットタイプのマイクはたまに付けていた

アイカツ！
アイカツもマイクを使うことはかなり少ないと思う

自分は全話見ているわけではないのでわからないけど、ユリカ様の硝子ドールくらいなのかな。しかもこのときはマイクスタンドから離れて歌っていたりもするので演出上の飾りのマイクだと思われる。
１話なんかを見直してみるとお弁当屋の娘からアイドルになる主人公のことを「おしゃもじをマイクに持ち替える」と表現していたが１話のダンスではマイクなんて持っていなかったりする・・・がそこを突っ込むのは野暮だねｗ

こうして改めて考えてみると今のアイドルアニメを代表する作品のほとんどがマイクを使いたがらない傾向にあることが分かる。いつの間にかマイクを持たずとも音響が機能するというアニメのお約束となっていたようだ。


ハンドマイクのデメリット
当り前だが片手が使えないので動きが制限される。マイクの持ち方は「口とマイクの距離がずっと一定に、顔の正面に来るように構え、体に対してほぼ直角」つまり完全固定が基本なので大きな動きをするダンスができない。ダンスをしっかり動かして派手に演出したいアイドルアニメでは使われにくいのも納得か。
そう考えると今のアイドルアニメは歌うことよりもダンスで魅せるパフォーマー的な要素に偏ってるとも言える。

さて、ここで取り上げたいのがプリパラである。プリパラは完全に１００％マイクを持ってライブに臨む。しかもちゃんとダンスもしてだ。これはスタッフのハンドマイクに対する熱いこだわりがあるように思えるのだがどうだろう？もしかしたらハンドマイクを使わない昨今のアイドルアニメに対するアンチテーゼが含まれているのでは・・・！！！なんてのは考えすぎだろうかｗ

プリパラは毎回上から降ってくるマイクをキャッチするところからライブが始まる。


プリパラで見られるハンドマイクのメリット
マイクを持っていると派手な動きができない。しかし逆にいうとマイクさえ持っていれば派手な動きをしなくても見栄えが良い。このことを利用してプリパラでは派手な動きより細かい動きで可愛さを演出しているように見える。そして動きが少ない分、ポーズが揃い易いというのも見ていて気持ちのいい部分だ。

　　　　　　　　↑可愛い。

あと考えられるのは古き良きアイドル像を大切にしたいと思っているのかもしれない。
アイドルはハンドマイクで！！しかも左手で持つ！！！これは基本！！！

長々と取り留めもなく書いてきたが、調べてみてアイドルアニメでマイクを使用しないことの違和感がなくなるくらいアニメのお約束が自分の頭に浸透していたことに改めて気づかされて驚いた。誤解しないでもらいたいのは別にハンドマイクを使わないことを批判しているわけではないことだ。その作品に合った表現の仕方があるのだからそれでいいのだ。アイドルアニメそれぞれ自分の好みはあっても優劣を付けるつもりはない。

これまでのアイドルアニメではあまりなかった”あえてハンドマイクで動きを制限した上でダンスをどう表現していくのか”に注目して皆さんもプリパラを楽しんで見ていきましょう。


最後まで読んでくれてありがとうございました。
実験的ブログなのでこんな考察じみた記事なんかも書いてみたけどどうでしたか？
好きなことについて書くのはやっぱり楽しいね。

ではノシ

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